株式会社STANDAGEは、東京都港区に本社を置く企業で、2023年に越境ECサービスのShopeeの出品可能国に新たにベトナムを追加しました。これにより、シンガポール、フィリピン、台湾、マレーシア、タイの5か国に加えて、ベトナムでの販売が可能になり、合計6か国で日本製の商品を販売することができます。スタンデージは、輸出支援サービス「おまかせ貿易」の導入を通して、これまで22社138商品の取り扱いを行い、累計で約400万円の売上を記録してきました。近年、東南アジア地域における日本製品の需給は著しく進展しており、本サービスは日本の中小製造業者の国際市場への展開を支援しています。
スタンデージの「おまかせ貿易」
「おまかせ貿易」は、中小企業が海外展開を行う際の多岐にわたる業務を一貫して支援するサービスです。具体的には、海外の販路開拓から交渉、契約、決済、国際物流の手配までをサポートします。これにより、企業はリソースを最大限に活用し、本業に集中することが可能となります。スタンデージはオンラインとオフラインの手法を駆使して、特にShopeeというプラットフォームを使って、輸出商品の流通を加速しています。日本製品の信頼性や品質の高さがより多くの現地消費者に届くことを目指しています。
日本製品の人気商品
日本の食品やサプリメントは、品質の面での違いから現地商品に対して強い差別化が図られ、特に人気を集めています。特に非常食や日本のお茶は顧客から高い支持を得ており、実際には、一部商品が月間で1500個以上売り上げているという状況もあります。タイ市場では、日本のお茶が爆発的に受け入れられているため、今後もさらなる需要が見込まれています。さらに、Shopeeはプラットフォームの拡張を進め、南米のブラジル市場にも進出を計画しています。これにより、日本品の流通はさらに広がり、多様な国へのアクセスが可能になるでしょう。
スタンデージのビジョン
スタンデージは、2017年に設立され、「すべての国が、すべてのモノに、平等にアクセスできる世界の実現」をビジョンに掲げています。ブロックチェーンやステーブルコインを活用した新しい貿易決済システムの開発を行い、国内外の新しい貿易プレイヤーを増やすために、中小企業の輸出支援にも真剣に取り組んでいます。特に、新興国やアフリカ市場に注力しながら、各国間の物流や受発注のデジタル化を進めています。
今後も、スタンデージは市場ニーズに応じて新たな出品国の拡大を続け、日本製品の魅力を広めていくことで、さらなる成長を目指しています。
詳しい情報やサービスについては、公式サイトを訪れてご確認ください。
おまかせ貿易サービス公式サイト
(この内容は2023年に製作された記事のため、情報は現時点のものに基づいて変更される可能性があります。)