雲丹文化の新たな価値創造へ、鮨うに虎と鮨尚充の提携

雲丹文化の新たな幕開け

東京都中央区に本社を置くBeyond Tsukiji Holdingsと、予約困難な高級鮨店として名を馳せる鮨尚充が業務提携を結び、2025年11月21日より雲丹の新たな価値創造を目指すこととなりました。この提携は、食材としての雲丹だけではなく、「体験」や「文化」としての雲丹を広めることを目標としています。

提携の要点

この業務提携によって、鮨うに虎が持つ厳選された雲丹の調達・供給ネットワークと、鮨尚充の独自の美学と表現力が融合します。食文化としての雲丹の再定義を目指し、各店舗がこれまで築いてきた専門性を活かすことで、単なる食材から文化的アイコンへと進化させるのです。

雲丹の新たな「体験」

提携により、両社は雲丹の料理メニュー開発にも取り組みます。第一弾の新メニュー「尚充丼」は、2025年12月にリリース予定で、安田尚充が全国を巡り集めた素材を使用した雲丹の未来を象徴する一杯となるとのこと。この新たなメニューは、食通やメディア関係者にも注目されることでしょう。

持続可能な養殖プロジェクト

また、双方は雲丹の養殖プロジェクトにも乗り出します。このプロジェクトは、持続可能で高品質な雲丹の供給を目指すもので、地元産の雲丹育成にも関与し、地域とのつながりも深めていく予定です。

築地を「雲丹の聖地」へ

この協力により、築地を雲丹文化の中心地として確立する計画も進行中です。これにより、築地が雲丹に関する新たな文化の発信拠点となり、国内外からの訪問者の注目を集めることが期待されています。

代表者コメント

Beyond Tsukiji Holdingsの加賀美明日香社長は、「鮨尚充との提携によって、雲丹の可能性を広げられることに自信を持っています。最高級の素材と技術の融合を通じて、国内外にユニークな体験を提供したい」と語っています。また、安田尚充は、鮨うに虎との協力によって雲丹の新たな魅力を引き出せると述べ、築地から世界へと雲丹文化を広める意気込みを示しています。