bud brandが2026ミラノデザインウィーク出展作品を公募
2026年4月21日から開催される世界最大のデザイン祭典「ミラノデザインウィーク2026」へ出展する作品を募集するプロジェクトが立ち上がりました。主催するのは一般社団法人 日本 DESIGN BANKで、デザインに情熱を注ぐ学生やクリエイターを対象に、彼らの作品を世界の舞台に送り出す機会を提供しています。
テーマは“吊る×暮らしのアイテム”
今回の公募のテーマは「吊る×暮らしのアイテム」です。生活の中で、空間を有効に活用するための新しいプロダクトをぜひ提案してください。生活を豊かにし、心を和ませる作品が求められています。実際に、吊るすことで新たな空間体験を提供するアイデアが期待されています。
例えば、天井に吊るす照明やスタンド式のインテリアなど、生活空間に彩りを与える作品が考えられます。具体的には、吊るすことを捉えたプロダクトのサイズは、上下左右約60cm以内、重さは総計3kg以下が望ましいとされています。より多様なライフスタイルに対応した魅力的なデザインを持つプロダクトを、クリエイターたちに期待したいと思います。
応募方法と賞について
応募は、公式ホームページや日本最大級のコンテスト情報サイト「登竜門」にて情報が提供されています。エントリーフォームにて事前に申し込みを行い、2024年7月31日までに作品提案書(A3サイズ、PDF形式)を提出する必要があります。選考を経た後、グランプリには30万円、準グランプリには10万円の賞金が授与され、受賞作品はミラノでの展示が約束されています。
bud brandプロジェクトの理念
このプロジェクトは、2016年の開始以来、次世代のクリエイターたちに日本のデザインを発信する機会を与えてきました。代表的な成功事例として、2019年には13作品をミラノで展示し、高い技術力や日本特有の繊細さを世界にアピールしました。これからのデザイン業界において、若手クリエイターが国際舞台で活躍することが重要であると考えています。よって、このプロジェクトでは、さまざまなサポートを通じて彼らの挑戦を促進しています。
ミラノデザインウィークについて
ミラノデザインウィークは、毎年4月に開催される世界最大級のインテリアデザインの見本市で、多くの企業が参加し、年間約30万人以上の来場者を記録しています。このイベントでは世界各国から集まったデザイナーによる最新のデザインが発表され、ミラノ全体がデザインの熱気に包まれます。ミラノという地で、デザイン愛好家たちの注目を集めるための重要な場です。
最後に
bud brandプロジェクトは、日本の次世代クリエイターに必要なプラットフォームを提供し、彼らの作品がミラノの街を彩ることを目指しています。新たな発想をもって、生活空間を豊かにする作品の応募を心よりお待ちしています。