新会社CARTA ENTERTAINMENT設立でエンタメ業界を革新する取り組み

CARTA ENTERTAINMENT設立の意義と今後の展開

CARTA HOLDINGS（以下、CARTA HD）が新たにプロダクション事業を分社化し、「CARTA ENTERTAINMENT」が2025年11月4日に設立されることが発表されました。この新会社の設立は、エンターテインメント分野におけるさらなる拡充とガバナンスの強化を狙いとしています。

設立の背景

CARTA HDは、約1年前にプロダクション事業に参入し、特にクリエイターとの魅力的なコラボレーションを推進。特に、人気クリエイター「Kevin’s English Room」との連携により、クリエイターとファンの絆を強め、クライアントの製品やサービスの魅力を広く伝えることに成功しています。このような実績を受け、さらなる飛躍を目指して分社化の決定が下されました。

新会社の設立により、クリエイターの発掘、育成に特化した専門的な組織として活動し、事業運営を迅速化する方針です。そして、ガバナンス体制の強化を通じて、持続可能な成長を目指しています。

今後の戦略

CARTA ENTERTAINMENTは、プロダクション事業をCARTAグループの新たな成長エンジンにし、クリエイターの発掘と育成はもちろん、多角的な事業展開を加速する方針です。特に、「美容・コスメ」「旅行」「食品・飲料」といったジャンルでのクリエイターの発見・育成に力を入れるほか、VTuberやユニットのプロデュースといった新たな領域への進出を予定しています。

また、CARTAグループの持つマーケティングノウハウを活用し、クリエイターの活動機会を最大化し、その活動の一環としてグッズ販売やイベント企画を通じた新たな収益事業の展開も目指します。

代表取締役の抱負

新会社の代表取締役に就任する田中宏征氏は、若き才能の可能性に溢れた創造的な環境を生み出すことに意欲を示しています。彼は「クリエイターが持つ『らしさ』を尊重し、それを磨き上げていくことで、新たな価値を創造していく」と語り、デジタルと感性が融合する新しいエンターテインメントの提供を目指していく考えを示しました。

更には、同社のロゴに込めた「E」は未来を創造する扉としての象徴でもあり、クリエイターとファンをつなぎ、互いに新たな価値を見つける経験を提供することが新会社の使命です。