企業連携で紙カップリサイクル
2025-02-17 16:17:02

低炭素社会を目指し企業連携!東京での紙カップリサイクル始動

企業が連携して取り組む紙カップリサイクル



2025年1月30日、東京都内での低炭素・資源循環型社会の実現に向けて、王子ホールディングス、日本マクドナルド、日本ケンタッキー・フライド・チキン、タリーズコーヒージャパンの4社が共同で紙カップのリサイクルプロジェクトをスタートさせました。この取り組みでは、外食チェーンで発生した使用済み紙カップを効率的に回収し、リサイクルを通じて新たな製品に生まれ変わらせることを目指します。

取り組みの詳細


このプロジェクトは、東京都内の近隣店舗で使用された紙カップを定期的に回収し、王子ホールディングスが適切に処理を行った後、紙製ハンドタオル(ペーパータオル)として再利用されます。現段階では、年間で約12トンの回収が見込まれていますが、2025年末までには実施店舗を増やし、60トンまでの回収を目指します。

なぜ紙カップリサイクルが必要なのか


近年、サーキュラーエコノミーへの関心が高まる中、使用済み製品を原材料として再利用することの重要性が増しています。従来、紙カップはプラスチックラミネート加工が施されており、古紙としての回収が難しいため、多くは焼却されていました。しかし、王子ホールディングスは独自の技術を用いて、使用済み紙カップの洗浄や粉砕、ラミネートフィルムの分離などを行い、効率的に紙繊維(パルプ)の回収が可能となりました。

4社の期待


サステナブル社会の実現を目指す4社は、リサイクルに関する知見を共有し、顧客のリサイクルへの協力を促進します。また、他の企業や団体もこの取り組みに賛同し、参加を呼びかけることで、一層の拡大を図り、環境負荷の軽減に繋げていく予定です。

実施店舗


具体的なリサイクル実施店舗は、以下の通りです。
  • - マクドナルド浅草店(東京都台東区浅草1-33-3)
  • - ケンタッキーフライドチキン浅草店(東京都台東区浅草1-1-17)
  • - タリーズコーヒー 浅草新仲見世店(東京都台東区浅草1-19-8)

まとめ


このような企業の連携による取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた一歩となります。地元の店舗でのリサイクルプロジェクトが広がっていくことで、消費者も参加できる環境構築が期待され、私たちの未来をより良いものにする手助けとなるでしょう。ぜひ、店舗でのリサイクル活動にご協力ください。


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