SHIRO ルミネ大宮店が2025年に新たに生まれ変わる理由とは

SHIRO ルミネ大宮店のリニューアルオープン

2025年3月6日、埼玉県大宮区に位置する『SHIRO ルミネ大宮店』がリニューアルオープンします。この店舗は、SHIROが追求するエシカルなお店づくりの理念に基づいて、極力新しい資材を使わず、既存の良いものを活かしつつも一新される予定です。

こだわりのデザイン

今回のリニューアルでは、お客様の導線を重視し、既存の什器のレイアウトを大きく変更せずに、より快適にお買い物できる環境を整えました。特に注目すべきは、ディスプレイ什器のメインマテリアルである大谷石を使用した仕上げです。この大谷石はやわらかな色合いが特徴で、店舗全体の雰囲気を明るくする役割を果たします。さらに、漆喰を加えることで、洗練された印象を与えることにも成功しています。

お客様のための導線と配慮

什器のレイアウトは変えずに、お買い物のしやすさを考慮した壁面棚やレジスペースの拡張も行われています。お会計時の混雑を和らげる工夫が盛り込まれ、ストレスフリーなショッピング体験が提供されます。また、発生する廃棄物についても、再資源化を手掛ける石坂産業によってリサイクルされ、日本の未来に貢献します。

デザインの背景

今回のリニューアルデザインは、設計デザイナーの小倉寛之さんによって行われています。彼は既存の大谷石の良さを残しながら、改装の際に直面した問題にも創造的に対処しました。一部の什器が強固に接着されているため、改装時に不必要な破損を避けるために、素材の特性を活かしたデザインを選択したのです。

未来を見据えた店舗デザイン

SHIROでは、廃棄物をゼロにするために、再利用可能な素材や分別しやすい施工方法についても考慮しています。この理念は、広島の新店舗においても実践されています。SHIROのアプローチは、単にお客様に喜ばれる製品やサービスを提供するだけでなく、地球環境への責任も見据えています。

SHIROの多様な展開

SHIROは、店舗のリニューアルだけでなく、さまざまなビジネス展開も行っています。自社ブランドのスキンケアやフレグランス、飲食店やサロンなど多岐にわたり、全国的に直営店舗を展開することで、エシカルなライフスタイルを提案し続けています。たとえば、SHIROが提案する食のセレクトショップやカフェ、さらには新たに開発された宿泊施設『MAISON SHIRO』も、環境への配慮を大切にした事業です。

新たな挑戦と、SHIROの思い

2024年に迎えるブランド誕生15周年を機に、SHIROは『SHIRO 15年目の宣言』を発表しました。これは、すべての資源の価値を見つめ直し、廃棄物ゼロを目指す取り組みの一環です。SHIROはその姿勢を通じて、お客様や社会と共に持続可能な未来を築くことを目指しています。

リニューアルオープンに向けた準備として、2025年2月17日から3月5日まで休業となりますが、その後の新しい店舗には期待が高まります。