国内観光旅行が4年連続首位!「レジャー白書2026」で見る余暇の新たな傾向
2025年10月30日、通算50号となる「レジャー白書2026」が発行される予定です。この白書は、日本における余暇の実態を時系列で分析・記録した唯一の資料で、1977年の創刊から多くの人に親しまれています。年度ごとの余暇関連市場の動向や国民の参加実態を知るための貴重なデータを提供してくれます。
2025年の余暇市場の現状
2025年の余暇関連市場の規模は、前年比3.9%増の78兆1,320億円と報告されました。これはコロナ禍前の2019年と比べて108.1%に達し、全ての余暇関連部門での回復を示しています。 特に目を引くのは、参加人口が増加した「外食」が前年比大幅に伸び、観光旅行の参加人口も4年連続で首位を維持するなど、内容が充実しているという点です。
参加人口上位20種目の中では、動画鑑賞や音楽鑑賞、映画観賞なども挙げられ、2025年はこれらの活動で参加人口の増加が見られました。
特別調査の内容
「レジャー白書2026」では、50号の節目を記念し、特別調査を行っています。新しい余暇活動を始める理由や阻害要因、計画型余暇活動の準備段階における情報源、そして「推し活」に関する実態を分析しました。特に、新しい余暇を始めることに対する意識が高まる中、28%が新たな活動に挑戦したと回答しています。
調査によると、10代の多くがSNSや口コミをきっかけに余暇活動を始め、70代では健康や気分転換が主な理由として挙げられました。一方、多くの人が開始できなかった余暇活動には、費用に対する懸念や他の理由が影響していました。
計画型余暇活動の傾向
計画型余暇活動に関するデータでは、旅行やレジャーの情報収集において、最も多かった情報源が旅行・レジャー情報サイトでした。家族や知人へ相談を行うケースも多く見られ、特に最近ではAIを利用した情報収集が徐々に広がりつつあることも明記されています。
「推し活」の重要性
また、2025年に行われた「推し活」に関する調査では、全体の23.6%が参加したという結果に。特に、10代と20代の若年層で高い割合が見られ、性別による違いも大きいことが印象的です。これは、若者がエンタメや趣味を通じて自分自身を表現する場が増えていることを示しています。
おわりに
「レジャー白書2026」は、私たちの余暇活動の変化や今後の動向について良い指針を示してくれます。私たちの生活様式や価値観が変化する中で、余暇もまた変わっていくのです。今後も、余暇活動の調査を続け、時代に応じた新たな楽しみ方を提案していくことが求められています。