JTBが目指す脱炭素社会の実現
株式会社JTBが環境省が公募した「令和8年度バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業」に採択されました。これにより、国内のツーリズム業界における脱炭素化の取り組みをさらに加速させると同時に、持続可能な社会の実現に向けたメッセージを強化することを目指しています。
サステナビリティを経営の根幹に
JTBは、気候変動への対策や自然資源の次世代への継承を重要なテーマに掲げ、サステナビリティを経営の中核として位置づけています。さらに、事業パートナーとの連携を通じて、サプライチェーン全体で持続可能な社会を創造するための努力を続けています。これを実現するために、サステナブル取引方針を元に、パートナーとともに行動することが不可欠です。
国際基準に基づいた目標設定
JTBグループは、国際的に認知された気候変動イニシアチブである「SBTi(Science Based Targets initiative)」から、温室効果ガス削減目標の認定を受けています。この目標には、2030年度までに総排出量を削減する旨が含まれており、特にサプライチェーン全体の排出量削減に向けた「サプライヤーエンゲージメント目標」を設定し、それに向かっての努力を推進しています。
ツーリズム産業における連携の重要性
ツーリズム業界は、多くの事業パートナーを持つ広範なサプライチェーンで構成されています。宿泊施設や交通機関、現地プログラムなど、各方面との連携が不可欠です。このような連携によって、脱炭素化の推進が実現され、業界全体の収益向上にも寄与することが期待されます。
モデル事業の実施内容
今回のモデル事業では、JTBグループの重要な事業パートナーとともに、以下のような取り組みが行われます:
1.
排出量算定と可視化スキームの確立:これにより、具体的な排出状況を把握し、効果的な削減策を講じる基盤を整えます。
2.
サプライチェーン全体での脱炭素化による持続可能な収益向上:環境に優しい施策がビジネスチャンスにもつながることを目指します。
3.
サプライヤーエンゲージメントの強化:パートナーとの連携を深めることで、双方向の理解と共通の目標を持つことが可能となります。
持続可能な未来のための取り組み
今後、JTBグループがこのモデル事業から得られた知見や構造を、業界全体の共通基盤へと進化させていく考えです。また、後発企業の参入を許可し、業界全体のデータ連携促進に寄与することも視野に入れています。特に、業界共通のScope3算定ルールやエンゲージメントガイドラインの策定に関しては、JTBが主導的な役割を果たします。
お客様や地域の皆様との協力を重視し、平和で心豊かな社会を実現するために、さらなる挑戦を続けてまいります。JTBが築くサステナブルな未来の姿に、ぜひご期待ください。