法人向けの新サービス「ローカルLLM」とは
株式会社ナレッジセンスが近日中に法人向けに提供を開始予定の「ローカルLLM」サービスは、オープンソースの大規模言語モデル(LLM)をクライアントのプライベート環境に構築することで、セキュアな運用を可能にします。これにより、特に機密情報を扱う業界においても安心して自社データを活用した生成AIの運用が実現します。
バックグラウンド
現在、多くの企業が業務の効率化を図るためにChatGPTを導入しています。特にナレッジセンスが提供する法人向けChatGPTサービス「ChatSense」は、セキュリティ面での優位性から多くの企業に取り入れられています。すでに500社以上、大手企業も含まれるクライアントが導入していますが、金融や医療、インフラ分野では「クラウドベースのAIに社内情報を送ることができない」という厳格な要件が存在します。これらのニーズに対して「ローカルLLM」が解決策となることを期待されています。
■ 新サービス「ローカルLLM」の主な特徴
1.
オープンソースLLMの選定と導入支援
「gpt-oss」をはじめとする多様なオープンソースLLMから、企業ごとのニーズや予算に応じた最適なモデルの選定と導入をサポートします。これにより社内で簡単にAI環境を構築することが可能となります。
2.
オンプレミス環境でのセキュアな運用
クライアントのプライベートクラウドやオンプレミスサーバー上に安定したLLM環境を構築します。機密情報や個人情報を外部に送信することなく、安全に生成AIを活用できる点は大きな利点です。
3.
導入後の運用サポート
サービスを導入された後も、LLMのバージョンアップや追加のチューニング、さらには技術的な問題へのサポートを引き続き提供。安心してご利用いただける体制を整えているため、初めてAIを導入される企業でも利用しやすいです。
■ その他の関連サービス
ナレッジセンスでは、今回の「ローカルLLM」サービスに加え、セキュリティを強化した法人向けサービス「ChatSense」も展開しています。こちらはクラウド利用が可能な業務に最適で、異なるニーズに応じた柔軟なソリューションを提供しています。この点が大きな特徴です。
エンタープライズプランやビジネスプランなど全プランにおいて、社内データを守る機能が導入されています。
通常のChatGPTにないビジネス向けの機能が用意されており、プロンプト共有やメンバー管理の容易さが特長です。これにより、業務効率化を図る企業にとって非常に便利です。
無料で始められるプランが用意されているため、「使ってみないとわからない」という企業に対して敷居の低い導入が可能です。
■ 会社概要
ナレッジセンスは、企業のデジタルトランスフォーメーションを促進し、業務効率を向上させることを目的とした様々なサービスを提供しています。生成AIを活用した業務改善を図りたい企業からの問い合わせが多数寄せられており、今後もこの分野でのサービス拡充を目指しています。
公式サイトを通じて、詳細な情報やサービス内容は確認可能です。また、「ローカルLLM」サービスへの関心や問い合わせも歓迎しているため、ぜひご活用ください。
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