文京区・台東区・北区・荒川区の文学を巡る新プロジェクト
令和7年6月30日、文京区・台東区・北区・荒川区の4つの区長が集まり、「五館文学めぐり」という新しい取り組みを発表しました。本プロジェクトは、各区に所在する文学館をめぐるスタンプラリー形式で、地域に根付いた文学をより多くの人々に知ってもらうことを目的としています。
各区長の参加
この日、荒川区立ゆいの森あらかわのゆいの森ホールで行われた発表では、文京区の成澤廣修区長、台東区の服部征夫区長、北区のやまだ加奈子区長、荒川区の滝口学区長の4名が登壇しました。まず、荒川区のゆいの森課長、岡村香織がこの新しいプロジェクトの概要を説明。続いて、各区長がご挨拶し、それぞれの文学館について紹介しました。
さらに、プロジェクトの成功を祈って、それぞれの区長が直筆のサインを施したボードが展示され、最後は全員でその前で記念撮影を行いました。この場で各区長が力を合わせて事業推進を目指す姿勢が示され、文学振興に対する熱意が強く感じられました。
「五館文学めぐり」の概要
「五館文学めぐり」は、令和7年7月19日から8月31日までの期間で展開され、以下の文学館を巡るスタンプラリーが行われます。
- - 文京区立森鷗外記念館 (文京区千駄木1-23-4)
- - 台東区立一葉記念館 (台東区竜泉3-18-4)
- - 池波正太郎記念文庫 (台東区西浅草3-25-16)
- - 田端文士村記念館 (北区田端6-1-2)
- - 吉村昭記念文学館 (荒川区荒川2-50-1)
参加者は、各文学館を訪れ、スタンプを集めることでそれぞれの文学に触れることができます。訪問が促進されることで、文学ファンだけでなく、これまで文学に親しんでこなかった方々にも触れてもらう機会になると期待されています。
区長のコメント
滝口学区長は、「荒川区がこの企画を提案し、文京区、台東区、北区の文学館が賛同してくれたことに大きな喜びを感じています。また、他の区の区長たちにも実際に荒川区に来ていただき感謝の意を表します。このプロジェクトがきっかけとなって、各区の連携がさらに深まることを願っています」とコメントしています。
文学に親しむ良い機会となる「五館文学めぐり」。地域への理解と文学への興味を更に深めるため、皆さんの参加をお待ちしています!