医療現場の最前線が集結!メディカルジャパン東京でのセミナー
2025年10月1日(水)から3日(金)まで、幕張メッセで開催される『メディカルジャパン東京』において、ヘルステックスタートアップのkanata株式会社がセミナーに登壇することが決定しました。kanataは、2025年に行われる病院DXアワードで大賞を受賞した実績を持ち、その具体的な取り組みを紹介します。
メディカルジャパン東京セミナーについて
このセミナーは、来年3月に大阪で実施される第2回病院DXアワードのキックオフイベントとして位置づけられています。医療機関におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進がテーマであり、病院や学会、ITベンダーからの代表がそれぞれの視点で議論を行います。
特に注目されるのは、kanataを含む6社が登壇し「DXは病院経営の味方か脅威か」といったテーマでディベートを行う点です。このディスカッションでは、DXが病院経営に及ぼす影響についてのさまざまな視点が示される予定です。生産性向上の期待とともにサイバー攻撃リスクや人材不足に対する懸念も話し合われる焦点となります。
詳細なセミナー情報は、以下のリンクを参照してください:
メディカルジャパン東京セミナー
kanaVo(カナボー)とは?
kanataが開発した『kanaVo』は、医師と患者の会話をリアルタイムでカルテ形式に要約する革新的なクラウドツールです。2025年3月に開催される病院DXアワードで評価され、大賞を獲得した実績があります。このツールは、高精度の音声認識技術を用いて医師と患者のやりとりを瞬時に電子カルテに反映させるため、カルテへの入力時間を大幅に削減します。
実際、kanataの調査によると、医師がカルテ記載に要する時間は1日あたり152分にも上ります。このため、多忙な医療従事者はカルテ作成に追われ、患者とのコミュニケーションが不足してしまうという問題がありました。しかし、kanaVoを導入することにより、入力業務が1日あたり35分に短縮され、実に117分(75%)の業務効率化を実現しています。
kanaVoの特長とメリット
kanaVoは、院内で迅速に診察内容を共有するだけでなく、訪問医療の現場でも活躍します。これにより、医療スタッフは外に出ながらも、素早く情報をやり取りでき、業務の効率化に貢献します。実際にkanaVoを利用している医療機関からは、「診察プロセスが効率化された」「情報が迅速に共有され、トリアージもスムーズになった」などの声が寄せられています。
kanaVoの詳細
- - 製品名:kanaVo(カナボー)
- - 料金:初期設定費 50,000円、年間利用料 120,000円〜(ライト版)
- - 動作環境:iOS、Android、Windows 10以降、またはmacOS Catalina以降
- - 詳細URL:kanata公式サイト
会社概要
kanata株式会社は、東京都中央区に本社を構える企業で、医療業界に特化した音声認識技術や病院情報システムに関連するソリューションを開発・提供しています。2018年に設立されたこの会社は、医療現場での働き方改革や患者とのコミュニケーションを円滑にするための新しい技術を常に追求しています。
今後もkanata株式会社は、医療現場のDX推進に向けた取り組みを続け、患者と医療従事者の双方にとって快適で生産的な環境を提供していきます。