岡山大学の連携授業
2025-11-01 23:36:46

岡山大学、医療の未来を切り拓く多職種連携授業を実施!

岡山大学における新たな教育の試み



2025年11月1日、岡山大学(岡山市北区)は、医学部、歯学部、薬学部の合同授業を通じて、未来の医療を担う学生たちに貴重な学びを提供しました。この取り組みは、「チーム医療実践(行動科学Ⅳ)」という名称のもと、多職種で協力して患者のケアについて考えることを目指しています。

授業の概要



この特別授業は、岡山大学の高年次の学生(3年生から6年生)が対象となり、集中講義形式で行われました。医学部からは113名、保健学科(看護、放射線技術、検査技術)から65名、8名、35名、歯学部から48名、薬学部から17名の合計286名の学生が参加しました。学生たちは、実際の症例を基にグループワークを行い、医療現場での多職種間の連携について学びました。

テーマは、肺癌患者の初診から退院までのプロセスに関するもの。 各チームは49グループに分かれており、医師、歯科医師、看護師、検査技師、薬剤師などの各職種の視点から、患者のケアにおける課題を洗い出しました。これにより、学生たちは自分の専攻を超えた知識や役割について理解を深めることができました。

学生の反応と感想



授業を受けた学生の中には、「他学部の学生と治療方針を考えることで、患者さんへの配慮や検査の重要性に対する新たな視点を得ることができた」との声も上がり、これがチーム医療の意義を体感する良い機会になったと評価されています。チーム医療を通じて、異なる専門知識を持つ同士が協力し、患者のために最適な治療を考えることの重要性を改めて認識したのです。

岡山大学の取り組み



今後も岡山大学では、このような多職種連携授業を継続し、地域社会に貢献する医療人材の育成に努めていく方針です。本校は、地域中核・特色ある研究大学として、新しい医療教育のモデルを追及し、学生たちに実践的な学びの場を提供し続けます。「チーム医療」の重要性がますます高まる現代において、こうした取り組みは、学生たちの成長に大きく寄与することでしょう。

この授業の実施は、医療における連携の価値を学生が実感し、それを通じて将来のチーム医療に対する意識が高まる大きな一歩となったのではないでしょうか。

勤務地や専門に関係なく、異なる学部の学生同士が知見を共有し合いながら学ぶ姿勢は、今後の医療の在り方において欠かせない要素です。

引き続き、岡山大学の教育活動にご期待ください。


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