株式会社かわばた、JFS-B規格を取得し海外展開を加速への道
株式会社かわばたが、新たに食品安全規格であるJFS-Bの適合証明を取得しました。この取り組みにより、同社の主力製品である松葉エキスが世界市場での信頼性を高め、販路拡大が期待されています。
近年、多くの中小企業が海外展開を目指す中、食の安全性は重要なテーマとなっています。かわばたは愛知県名古屋市に本社を構え、健康食品を製造・販売する企業であり、その製品は日本国内外で注目を集めています。特に、松葉エキスは高い抗酸化力を持ち、健康効果が期待される成分として評価されています。
輸出支援サービス「おまかせ貿易」の活用
今回のJFS-B規格取得は、株式会社STANDAGEが提供する中小企業向けの輸出支援サービス「おまかせ貿易」の援助を受けて実現しました。スタンデージ社は、海外営業代行やマーケティングの面から、顧客のニーズに応じたきめ細かなサポートを行い、これによりかわばたは食品安全基準を満たすことができました。
JFS-B規格は、日本発の食品安全マネジメント規格であり、HACCPの考え方だけでなく、食品安全マネジメントシステムや適正製造規範といった概念を融合しています。この規格の取得は、海外バイヤーとのスムーズな取引において欠かせない要素となりつつあります。
Labdoorでの高評価獲得
また、かわばたの松葉エキスは、アメリカの第三者機関Labdoorから最高評価となるランクAを獲得しました。Labdoorは、科学的データに基づいた評価を行うことで知られており、その確かな評価を受けたことは、国際的な信頼性を高める要因となりました。これにより、かわばたの製品は安全性と品質が保証され、海外進出の障壁を大きく下げることができるでしょう。
企業のさらなる成長を目指す
食品安全規格の取得プロセスは簡単ではありませんが、かわばたは過去にHACCP認証を得ており、その経験を活かして新たな挑戦に踏み出しました。川端安利代表取締役は「海外に進出するためには、認証の取得や販路開拓が不可欠でした。スタンデージのサポートを受けることで、解決策が見えてきました。」と述べています。
今後、かわばたはこの認証を武器に、さらなる販路拡大を図っていく考えです。日本国内外の消費者に対して、その信頼性を示すことができれば、今後ますます需要は高まることでしょう。
これからの展望
かわばたはツアー旅行を通じて、消費者との接点を増やし、自社製品を身近に感じてもらう活動も試みています。また、Superfoodとしての地位を確立するため、環境への配慮を踏まえた持続可能な生産システムの構築にも取り組んでいく予定です。これにより、さらなる市場の拡大を期待されています。
長年の経験を活かした伝統の技術と、革新的なアプローチを組み合わせることで、今後の成長が楽しみですね。かわばたの松葉エキスが世界中の人々の健康に寄与する日を期待しましょう。