高級感を無塗装で実現する「NEW VIVILLOY®」
無塗装で高い黒色度と発色性を持つ新素材「NEW VIVILLOY®」が、テクノUMG株式会社による革新を示している。この新しいマテリアルは、特に自動車分野において求められる塗装レス化のニーズに応えるべく、コニカミノルタジャパン株式会社の協力を得て、定量的な測定と検証が行われた。
無塗装樹脂における意匠の課題
自動車外装部材などでは、無塗装樹脂に依存することで、「見る角度によって白っぽく見える」「黒の深みが出にくい」といった課題が顕在化していた。この背景には、カーボンニュートラルの実現や製造コスト削減があり、塗装工程を省いた新たな素材の開発が急務とされていた。テクノUMGは、それに応じて「NEW VIVILLOY®」を開発した。
NEW VIVILLOY® の特長
「NEW VIVILLOY®」の独自の特長は、無塗装で以下の性能を兼ね備えていることだ。
- - 高い黒色度と漆黒感:存在感のある深い黒を実現。
- - 低角度依存性:見る角度による色変化が少なく、安定した外観を保持。
- - 塗装工程の省略:製造コストやCO₂排出量の削減に寄与。
- - 高次元でのバランス:発色性、耐候性、成形性、耐傷性の4つの要素が高次元にバランス。
測定・評価の概要
測定にあたっては、分光測色計を用いて以下の多角的な観点から評価が行われた。
- - 素材の色:全反射光を基にした解析。
- - 見た目の色:拡散反射光及び正反射光からの評価。
- - 角度依存性:多角度から色変化の確認。
- - 黒色度、漆黒度、底色:これらの観点を駆使し、比較評価を行った。
評価結果の驚き
評価の結果、NEW VIVILLOY®は次の3点において優れた性能を発揮した。
1.
素材の色と見た目の色:他の比較材と比較して最も暗く、最も黒く評価された。
2.
角度依存性:既存の無塗装材に比べ、この問題が大幅に軽減された。
3.
ASA+クリア塗装との比較:より深い黒色を持ち、色変化が少なく保たれている。
これらの結果から、新素材「NEW VIVILLOY®」は無塗装ながら高級車外装部品に求められる外観品質を達成可能であることが証明された。
今後の展望
テクノUMGは、NEW VIVILLOY®を用いた塗装レス部品の提案を通じ、持続可能性と意匠性を両立する新素材の普及に努めていく。この新たな素材ソリューションは、今後の市場において大きな影響を与えるであろう。
詳細な資料はWEB展示会や資料ダウンロードページで公開されているので、興味のある方はぜひ訪れてほしい。
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この革新的な素材がもたらす未来を、ぜひ感じていただきたい。