岡山大学が実施した2025年度夏季語学研修の成果と参加者の体験レポート

岡山大学が実施した2025年度夏季語学研修

国立大学法人岡山大学は、2025年8月から9月にかけて、グローバル人材育成院主催の夏季語学研修と短期海外研修プログラムを実施しました。この研修には、合計90名の学生が参加し、無事に全員が帰国を果たしました。参加者は、シェフィールド大学（イギリス）、アデレード大学（オーストラリア）、マラヤ大学（マレーシア）での語学研修や、タイでのAUN・国立六大学合同サマープログラム、シンガポールでの異文化体験プログラム等、多様な学びの場を楽しみました。

特に異文化体験のプログラムに参加した経済学部の小松慶之さんは、自身の語学力の向上だけでなく、さまざまな文化に触れることができたことに強く感激した様子でした。「海外に行くことに興味があったが、これまで行ったことがなかった。計画を立て、英語を使って現地の文化を体験することに魅力を感じました」とコメント。初めは不安を抱いていたものの、担当教員のアドバイスを受け、自信を持って現地の人々と積極的に交流を図ったことが心に残ったようです。

また、シェフィールド大学で語学研修に参加した岡宏昭さんは、「学生のうちに数週間の海外滞在を通じて、自分自身を成長させる刺激がほしいと思い参加しました」と述べています。多様な価値観を理解し、英語力を身につけることが重要だと感じたこの経験は、今後の社会人生活においても大いに役立つと確信しています。

岡さんは、現地の人々との交流を通じて日本の文化の魅力を再発見したそうで、「日本にゆかりがある現地の方々とお話しし、客観的に日本を見つめる機会が得られました。その中で、イギリスと日本双方の文化の素晴らしさについて考えるきっかけとなりました」と語りました。

このように、岡山大学の研修プログラムは学生にとって語学力を磨くだけに留まらず、人生を変える貴重な経験の場ともなり得るのです。異文化への理解を深めることが、自身の成長やキャリアの可能性を広げる絶好の機会として評価されています。

今後も、岡山大学が提供するこのような国際的な経験が、多くの学生に学びと成長の場を提供することが期待されています。地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学の取り組みに注目です。多様なプログラムを通じて育まれたグローバルな視野は、社会においてますます重要な資源となることでしょう。

令和7年10月26日に公開されたこの情報は、岡山大学が持つ教育の未来を感じ取る良い機会でもあります。留学を通して自身の成長を実感した2人の学生の体験談を通じて、岡山大学の魅力を再確認することができるはずです。