新たながん治療を目指すビードットメディカル、10億円規模の資金調達を実施！

ビードットメディカルが新たに資金調達を実施！

株式会社FUNDINNOは、東京都江戸川区のベンチャー企業、株式会社ビードットメディカルが約10億円の資金を調達したことを発表しました。この調達は、特定投資家向けのサービス「FUNDINNO PLUS+」を通じて行われ、特定投資家の皆様からの直接投資が可能です。

資金調達の背景

ビードットメディカルは、国立放射線医学総合研究所からスタートしたベンチャーで、陽子線を用いたがん治療装置の開発に特化しています。従来の陽子線治療装置は非常に大きく設置が難しいものでしたが、同社の技術によってそのサイズを大幅に縮小。これにより、従来導入が困難だった都市部などにも設置の可能性が広がりました。

取得勧誘の再スタート

このたびの資金調達により、ビードットメディカルの事業拡大に期待がかかっています。2025年8月12日より、特定投資家向けの取得勧誘が再スタートするとのこと。これは、ビードットメディカルの成長を支援したいという多くの投資家からの関心によるものです。なお、取得勧誘への参加は、特定投資家として登録された方のみが対象です。

陽子線治療センターの設置

さらに、ビードットメディカルは江戸川病院グループとの連携によって、江戸川メディケア病院に陽子線がん治療センターを設置することが決まりました。これは東京都内では初の取り組みで、これまで陽子線治療を受けるためには県外に通わなければならなかった患者にとって、大きな利便性となります。

未来へのビジョン

ビードットメディカルは、超小型・高効率の陽子線がん治療システムを提供し、すべての患者が当たり前に陽子線治療を受けられる社会の実現を目指しています。代表取締役の古川卓司氏は、この資金調達ががん治療の未来を共に創りたいという思いを持つ投資家との貴重なつながりを生み出したと感謝の意を表しています。

ファンディーノプラスの可能性

「FUNDINNO PLUS+」は、未上場企業に対して大規模な資金調達を可能にするサービスです。特定投資家として登録することで、成長が期待できる企業への出資機会が得られ、リスクとリターンのバランスが取れた投資が実現します。今後もさまざまな企業がこのプラットフォームを活用して、成長を目指すことでしょう。