セルリアンタワー東急ホテルのタワーズサロンが生まれ変わる
東京都渋谷区に位置するセルリアンタワー東急ホテルが、39階のスカイバンケットフロア「タワーズサロン」を全面リニューアルすることが決まりました。改装は2025年7月から始まり、9月には完了予定です。この刷新は、2023年度から進められているホテル全体のリニューアルプロジェクトの一環として行われます。
開業以来、同サロンは145メートルの高さからの絶景と、質の高い料理、そして心温まるおもてなしで客から高い評価を得てきました。24年以上の年月の中で、渋谷の風景やビジネスシーンも変わり続けており、個人旅行やビジネスイベントの需要が増加しています。特にウエディング市場では、少人数制のニーズが高まっていることから、これに対応するために改装が進められています。
新しいタワーズサロンでは、デザインテーマとして「太陽」「月」「空」が採用され、空間全体への統一感が持たされます。特に、ホワイエや通路にバーカウンターやキュリオケースといった要素が加わり、バンケットルームが一体的に使用できる設計になるのです。デザインは、ホテルだけでなくレストランのリニューアルでも実績がある株式会社乃村工藝社の小坂竜氏が手がけます。
新たに生まれ変わる「タワーズサロン」は、渋谷という立地を最大限に活かし、世界中からのお客様を迎えるためのラグジュアリーな空間を目指します。具体的には、空間がよりオープンな雰囲気を持ち、多彩なニーズに応えられる柔軟性が持たされます。
リニューアルの詳細
リニューアル箇所
リニューアルは、以下のバンケットルームやエレベーターホール、ホワイエエリアなど、39階フロア全体に。また、タワーズサロンには3つの部屋があり、各部屋のデザインコンセプトは、天空をテーマにしています。
1.
ルナール:190㎡
- 月の美しさを基調としたシルバーとホワイトで、静かな雰囲気を演出。
- 大型のLEDディスプレイを装備し、演出の幅が広がります。
2.
ソレール:135㎡
- 太陽の力強さを表現した、明るい印象の空間。
- LEDディスプレイが新たに設置され、視覚的な刺激を提供します。
3.
セレステ:100㎡
- 空をイメージした装飾が施されたバンケットルームです。ルナールやホワイエと連結可能で、多様な利用シーンが想定されています。
ホワイエ
ホワイエには、新たにバーカウンターが設置され、ウェルカムドリンクの提供や、ケータリングとの連動性を高める役割を果たします。さまざまな用途に合わせたフレキシブルな空間となり、特に商品発表会やブッフェパーティーに適した設計となっています。
特典付きウェディングプランの販売
また、タワーズサロンのリニューアルを記念して、特別なウェディングプランも販売予定です。新しくなった「セレステ」でのアフターパーティーがプレゼントされ、豪華なエレガンスを感じさせる空間で、特別なひとときを過ごすことができます。
これまでに日本の伝統と最新のトレンドが交差する渋谷で、特別な一日を過ごしたい方にぴったりなプランです。具体的な提供内容や期間につきましては、公式ウェブサイトでの確認をおすすめします。
渋谷のランドマークとして進化を続けるセルリアンタワー東急ホテルのタワーズサロン。その新しい姿に期待が高まります。