外務省視察の成果
2025-05-20 14:49:31

外務省視察、奉優会の外国人介護人材育成に注目!

外務省視察、奉優会の外国人介護人材育成に注目!



2023年5月、社会福祉法人奉優会が運営する「中央区立特別養護老人ホームマイホームはるみ」にて、外務省の関係者による視察が行われました。これは奉優会が長きにわたり行ってきた外国人介護人材の受け入れと育成に焦点を当てたもので、具体的な実践や成果を直にご覧いただく貴重な機会となりました。

外国人介護職員の優れた能力


視察では、外国籍職員が驚くべき日本語能力と、利用者との信頼関係の構築におけるスキルが評価されました。外務省の担当者からは「皆さん日本語がとても上手で、非常に優秀ですね」との高い評価が寄せられました。これは、奉優会が重視してきた日本語教育の成果でもあります。

先進的な人材育成モデル


奉優会は1999年の設立以来、「地域の人々が育つことで、生活が革新する」という理念のもと、福祉の場を通じて様々な人が成長できる環境を目指してきました。2013年にはEPA(経済連携協定)を利用した外国人介護人材の受け入れを開始し、その後の技能実習や特定技能制度を活用し、現在では403名の外国籍介護職員が東京都内で活躍しています。その多国籍な背景には、ベトナム、インドネシア、フィリピン、韓国などがあり、彼らは日本の介護現場での資格取得に向けて努力しています。

奉優会の人気の理由


奉優会は外国人介護士にとって働きやすく、成長できる環境を提供しています。
  • - 日本語教育と試験対策: 業務時間内に学習時間を確保し、日本語レベルに応じた授業と国家試験対策研修を実施。試験費用の補助にも力を入れています。
  • - 文化・宗教への配慮: 個室社宅を完備し、社員の宗教習慣に配慮した柔軟な勤務調整を行っています。また、LINEやSlackなどを活用しスピーディな相談対応も行っています。
  • - キャリアアップ支援: 職員の評価制度は公平で、日本人職員と同様に評価され、リーダーや主任としての昇進も多く実現しています。帰国後の母国でのキャリア支援も視野に入れた計画も進行中です。

国際社会へ開かれた福祉の実践


視察先の「マイホームはるみ」では、EPAからのインドネシア人職員がリーダーとして活躍しています。外国人が積極的に現場で主役として取り組む環境作りは、国内外から注目を集めており、介護現場が今、大きく変わろうとしています。

奉優会は、言語や文化の違いを「壁」として扱うのではなく、豊かな「価値」として捉え、一人ひとりの個性が活かされる社会の実現に努めているのです。

法人概要


  • - 法人名: 社会福祉法人奉優会
  • - 理事長: 香取 寛
  • - 所在地: 東京都世田谷区駒沢1-4-15 真井ビル
  • - 職員数: 2,988名(うち外国籍403名)
  • - 事業所数: 159施設(特養・グループホーム・看小多機・デイサービス等)
  • - 公式サイト: 奉優会公式サイト

本件に関するお問い合わせは、社会福祉法人奉優会法人管理本部人事部採用戦略課ダイバーシティ係までお願いいたします。担当は大井と甲斐です。電話番号は03-5712-3770(ガイダンス後「3」)です。


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