社会言語学の新たな地平を考えるシンポジウム開催決定

社会言語学の新たな地平を探るシンポジウム開催

文京学院大学の外国語学部に所属する新井保裕准教授が、東洋大学の三宅和子名誉教授と共著した書籍『境界と周縁―社会言語学の新しい地平』の出版を記念し、特別なシンポジウムを開催します。このイベントは2025年3月29日（土）に、文京学院大学本郷キャンパスのS館5階S501教室で行われる予定です。また、オンラインでの参加も可能で、参加費は無料です。

シンポジウムの内容と意義

本シンポジウムの主なテーマは、書籍のタイトルでもある「境界と周縁」です。現代社会における言語の使われ方やその背後にある社会現象について、執筆者たちが多様な視点から分析を行います。

「言語」と「社会」は密接に関連しており、私たちのコミュニケーションや文化、さらにはアイデンティティに大きな影響を与えています。このシンポジウムでは、言語現象の背後に潜む政治的な要因やイデオロギー、さらには暴力性といった側面についても深い議論が展開されます。これにより、我々が直面している現代の課題を理解する手助けとなることでしょう。

参加方法とスケジュール

シンポジウムの開催時間は、午後2時から午後5時30分までです。対面での参加希望者は、当日会場まで足を運んでいただくか、オンラインで参加することもできます。オンライン参加の方には、事前にURLおよびパスコードが送付されます。
参加を希望される方は、2025年3月27日（木）までに、公式のGoogleフォームでお申込が必要です。
詳細情報は、公式ウェブサイトで確認することが可能です。

シンポジウム後のディスカッション

本シンポジウムの締めくくりとして、参加者とのディスカッションの時間が設けられています。執筆者と参加者が直接対話し、自らの意見を交わすことで、より深い理解を得ることができる絶好の機会です。

出版情報と研究者プロフィール

書籍『境界と周縁―社会言語学の新しい地平」の編者である三宅和子名誉教授と新井保裕准教授は、それぞれ社会言語学において多様な研究を行っており、特に言語の社会的背景に注目しています。新井准教授は日韓の言語比較やメディア言語の分析を通じて、言語の持つ力とその影響を探求してきました。

本書は日々変化する社会と言語の関係性を考える上での新たな視点を提供します。

今回のシンポジウムは、言語学や社会学に興味を持つ方々にとって貴重な学びの場となるでしょう。あなたもぜひ参加して、社会と言語の交わりを一緒に考えてみませんか？