今年の「うまい米」を決定!
令和5年1月29日、東京の銀座にて「お米番付第11回大会」の最終審査が行われ、全国から集まった182品のお米の中から最優秀賞が決まりました。この大会は、京都の老舗米屋「株式会社八代目儀兵衛」によって開催され、日本の美味しい米を未来に繋げる目的があります。
各賞発表
- - 最優秀賞: 北海道上川郡剣淵町の秋庭伸夫氏の「ゆきさやか」
- - 優秀賞: 佐賀県の下村宣弘氏が育てた「さがびより」、長野県飯山市の小嶋秀典氏の「コシヒカリ」、広島県北広島町の水口一真氏の「いのちの壱」
- - 入賞: 北海道の佐々木和弘氏「ななつぼし」、福島の鈴木雄樹氏「ゆうだい21」など
また、敢闘賞には栃木県や長野県、福島県などの生産者が受賞しました。日本全国から集まったこれらの農家たちが、日々努力しながら育てたお米が評価されることは、彼らの技術と情熱を物語っています。
お米番付とは?
お米番付は、単なる産地や銘柄ではなく、真に美味しいお米を見つけ出し、日本の米文化を継承したいという思いから生まれました。このコンテストは、食のプロで構成された審査員が、機械ではなく人間の五感で評価を行うことが特徴です。評価基準は、香り、ツヤ、白さ、食感、粘り、甘さ、喉越しの7項目。これにより、よりリアルな味わいが示されます。
審査員の顔ぶれ
最終審査会には、著名な料理人やフードコラムニストが審査員として参加しました。
- - 審査委員長: 橋本儀兵衛氏、老舗米屋の当主で、米の価値を広めるプロデューサー。
- - 他にも、「祇園さゝ木」の店主佐々木浩氏や、ミシュラン三つ星技が光る「鮨よしたけ」の吉武正博氏など、豪華な顔ぶれが揃いました。
このような中で審査されることで、各地域の田んぼで受け継がれてきたお米の魅力が、より多くの人々に伝わることでしょう。
受賞米を楽しむ特別な機会
最優秀賞を受賞したお米を楽しめる期間限定イベントも開催されます。以下の日程で、受賞したお米が「米料亭」でも提供されます:
- - 2月22日・23日: ゆきさやか
- - 3月15日・16日: さがびより
- - 4月5日・6日: コシヒカリ
この機会に、受賞米の味を堪能してみてください。
お米の未来を支える八代目儀兵衛
株式会社八代目儀兵衛は、1787年から続く老舗米屋であり、米のトータルプロデュース事業を展開しています。「お米番付」を通じて、全国各地の生産者と消費者が繋がるプラットフォームを提供し、米文化の発展に寄与しております。これからも、洗練されたお米の魅力を発信し続けることでしょう。各地の美味しいお米を、ぜひ一度ご賞味ください。