東京公演の魅力
2025-12-26 16:33:41

德永英明 全国ツアー「ALL REQUEST」東京公演の魅力をライブレポート!

德永英明 全国ツアー「ALL REQUEST」東京公演の魅力をライブレポート!



2026年1月に放送される德永英明の全国ツアー「ALL REQUEST」の東京公演のライブレポートをお届けします。1986年のデビュー以来、彼は多くの名曲を世に送り出し、圧倒的な支持を得てきました。特に、2005年に発表されたカヴァー曲集『VOCALIST』は彼の音楽キャリアにおける大きな一歩となり、今もなお多くのファンに愛されています。最近の活動として、全27カ所で31本をまわる大規模な全国ツアーを敢行し、2025年の特別な年にふさわしい内容になっています。

特別な夜の始まり



11月1日、新緑が色づく時期を経てやってきた紅葉の季節。当日は昭和女子大学人見記念講堂で待ち望まれた公演が開催されました。場内が暗転する中、彼のキャリアを彩るジャケットビジュアルがスクリーンに映し出され、観客の期待が高まる中、特別な夜の幕が開けました。

1曲目に披露されたのは「翼の勇気」。この曲は1999年リリースのアルバム『honesto』のラストトラックで、弱さを乗り越え前へ進む勇気を歌っています。続けて披露されたのは、透明感あふれるラブソング「僕のそばに」。どこか寄り添うようなギターの音色とともに、德永の想いが深く響き渡り、観客の心をつかみました。

さらに、デビューシングル「レイニー ブルー」では、情景描写が映画のように心に広がり、感傷に満ちた空気が場内を包み込みました。そして、「最後の言い訳」での独白からの熱唱は、感情の機微を繊細に表現し、多くの観衆を魅了しました。

VOCALISTシリーズへの旅



コンサートは「VOCALIST」シリーズに進み、「駅」(竹内まりや)や「やさしさで溢れるように」(JUJU)などを披露。德永はそれぞれの楽曲の世界を丁寧に歌い上げ、その透き通った声が誰もの心の奥深くをなぞりました。特に、彼の「永遠の果てに」のセルフカヴァーは、人生の歓びと哀しみを語りかけ、その姿は一際美しく輝いていました。

休憩を挟んで始まった後半は、アルバム「愛をください」のタイトル曲をエレキギターを奏でながらパフォーマンス。華やかなポップチューン「あなたのために」では、舞台を縦横に駆け回りながら真っ直ぐな愛を届け、一体感のあるパフォーマンスが観衆を圧倒しました。

また、名曲「セレブレイション」では、力強い演奏にのせて明日への希望を誓い、客席も一緒に盛り上がりました。「負けるな」では、魂のエールを観客に届ける感動の瞬間が生まれました。

後半のクライマックス



「ハナミズキ」や「愛の讃歌」などの名曲を経て、最後は35年前にリリースされた大ヒット「夢を信じて」。時代が変わっても、このメッセージには変わらない普遍性があり、令和の今でも多くの人々の心に響きました。コンサートの盛り上がりは続き、最後のアンコールでは「心の中はバラード」を披露。ステージの締めは彼の代表曲「壊れかけのRadio」で、観客全員が共に歌い、夜の余韻が会場全体に広がりました。

音楽が生む特別な空間



40周年前夜の特別なこの全国ツアー「ALL REQUEST」。音楽を通じて観衆と交わす暖かいエールは、デビュー以来の深い歴史を感じさせました。德永英明は、ファンから寄せられた無数のリクエストに応えるように、その歌声で新しい一歩を強く踏み出しました。WOWOWでは、彼の特集番組も続々と放送予定なので、ぜひその感動を体感してください。


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