冬の味覚、丹後ぐじを求めて宮津伊根沖での釣りの旅

冬の味覚、丹後ぐじを求めて

冬のシーズンがやってきました。今年も、寒い時期に楽しめる釣りの一環として、高級魚「丹後ぐじ」を狙う釣行が始まります。丹後ぐじとは、アマダイの一種で、特に京都で水揚げされるものは高値で取引されます。この「丹後ぐじ」を狙って、名手の釣り師たちが宮津・伊根沖に挑む様子をお届けします。

丹後ぐじとは？

丹後ぐじは、正式にはアマダイに分類され、「アカアマダイ」「シロアマダイ」「キアマダイ」という3つの種類が存在します。この中でも、シロアマダイはアマダイの仲間で最大のサイズを誇り、特に高級な魚として知られています。その価格は、1キロあたり1万円を超えることも珍しくありません。シロアマダイは、砂泥底に巣穴を掘って生息し、その特性から釣り方も一筋縄ではいきません。しかし、そんな挑戦を乗り越えたときの喜びは、格別です。

釣り場の紹介

今回の釣り場である宮津伊根沖は、観光名所「天橋立」で有名な京都府宮津市に位置しています。この地域は、若狭湾の西側にあたる絶好の釣りポイントで、多くの遊漁船が出発します。宮津沖は非常に広大で、ポイントは年や季節ごとに変わりますが、基本的には舞鶴湾口の周辺で釣りを楽しむことができます。沖には、冠島や海底の山のような地形もあり、魚が集まりやすい環境となっています。特に、冬にはヤリイカの釣りも盛んで、季節毎に様々な釣りを楽しめるエリアです。

釣り名手の挑戦

さて、今回の放送に登場するのは、釣り界のプロフェッショナル、三石忍さんと田中義博さんです。三石さんは千葉県在住ながら、年間130日以上の釣行をこなす実力派。東京湾や大阪湾での釣りにおいて、その技術は際立っており、解説もわかりやすく、釣り教室の講師としても大人気です。

一方、田中さんは東京湾でのカワハギ釣りを中心に、ヒラメやタチウオなど、幅広い船釣り技術を駆使します。両者の攻めのスタイルによる釣り方は、非常に注目されます。

難しい冬のアマダイ釣り

寒い冬におけるアマダイ釣りは、一般的にその難易度が高いとされていますが、名手たちが織り成す釣りのパフォーマンスは必見です。特に、関西エリアではアマダイを釣る機会が少ないため、彼らの試みは多くの釣りファンにとって新しい刺激となるでしょう。馴染みのない海域で、果たしてどのようにアマダイを釣り上げるのか、その過程を見守りたいですね。冬の寒さを忘れさせるような釣りの魅力を、ぜひ一緒に体験しましょう。