エクスペリサス株式会社が、山口フィナンシャルグループや株式会社YMFG ZONEプラニング、株式会社ドリームインキュベータと協力し、中国・九州地域での観光集客および活性化を図る「高付加価値体験の構築×インバウンド富裕層誘客プロジェクト」をスタートします。本プロジェクトの目的は、山口、広島、福岡といった地域の歴史や文化、自然、食といった観光資源を最大限に活用し、国内外の富裕層旅行者を呼び込み、地域観光消費の拡大と持続可能な観光地域の形成を目指すものです。
このプロジェクトにより、地域観光消費の拡大を図ったり、インバウンド富裕層による観光インフラの拡充を促進したりすることが期待されています。特に、エクスペリサスは地域の文化や歴史、自然環境を活かした新たな高付加価値体験を提供することに力を入れており、その専門性を活かした企画や販売の役割を担うことになります。
具体的には、プロジェクトが展開するエリアは以下の通りです:
- - 下関では、美食の代表格である「ふく」を堪能できるガストロノミープログラムが展開されます。さらに、地域の食文化を掘り下げる内容に。
- - 長門では、400年以上の歴史を持つ「萩焼」の陶工との出会いを通じ、匠の技を体験するプログラムが実施される予定です。
- - 山口では、歴史的な武将が築いた美しい日本庭園を舞台にした庭作りの体験が展開され、自然との触れ合いが期待されます。
- - 岩国では、「獺祭」と呼ばれる世界的に有名な酒造を訪れるツアーや、侍の武具の展示を巡る歴史的な旅を提案し、革新と伝統が共存する地域の魅力を発信します。
- - 北九州では、地元の人々との交流や文化を重視し、深い洞察を得る北九州ディープツアーが計画されています。
エクスペリサスは既に、山陰地域における多くの観光体験を構築・販売してきた実績があります。そのため、今回のプロジェクトでも地域の持続可能な発展に寄与することが期待されています。特に、日本政府は2030年までにインバウンド市場の消費額を15兆円に引き上げようと努めており、地方にも目を向けた観光戦略が求められています。富裕層をターゲットにしたアプローチは、観光による地域経済の活性化を図る上での新たな可能性を秘めています。
エクスペリサスは、既に国際的にも認知されている訪日富裕層旅行市場におけるリーダーに成長しており、COVID-19の影響を受けつつも、新たな農業体験などの付加価値の高い事業へと発展してきました。2023年には海外販売事業を再開し、さらにグローバルネットワークを拡充しています。このように、エクスペリサスは地方創生と持続可能な観光の実現のために、様々な革新を追求し続けています。
このプロジェクトは、地域資源を最大限に活かしながら、観光による新たな地域価値を生み出すことを目指しており、今後の展開にも期待が寄せられています。