新たなカスハラ対策!AIサービス『カスハラナビ』が登場
東京都港区に本社を構える株式会社DataPivotStrategiesが、カスタマーハラスメント、いわゆるカスハラに対する新たな対策としてAIを駆使したウェブサービス『カスハラナビ』を2025年9月22日から提供開始します。このサービスは、カスハラがもたらす問題を解決するために、従業員が現場で直面する心理的負担を軽減し、適切な対応ができるように設計されています。
『カスハラナビ』の概要
『カスハラナビ』は主に2つの機能で構成されています:
1. ### AI診断・相談機能
従業員が顧客とのやり取りを入力すると、AIが瞬時にそのやり取りを分析し、カスハラの可能性を「低・中・高」のスコアで判断します。また、東京都のカスタマーハラスメント防止条例や社内基準に基づいて、その判断の根拠を示し、初期対応の方法を提供することで、従業員がすぐにでも適切な判断ができるよう サポートします。これにより、従業員の心理的な負担を軽減することが可能です。
2. ### AI疑似体験・訓練機能
この機能では、AIが顧客役となり、従業員はチャットまたは音声でその対応をシミュレーションできます。シミュレーションが終了すると、AIは従業員の対応力をもとにレポートを生成し、強みや改善点を指摘します。安全な環境で実践的な訓練を重ねることで、従業員は冷静に問題に対処するスキルを養うことができます。
カスハラの深刻な影響
近年、カスハラの問題は特に対面サービス業で顕著に見られるようになり、東京都が2024年に施行する「カスタマー・ハラスメント防止条例」がその背景を示しています。暴言や威嚇、不当な要求によって従業員の心身の健康は損なわれる可能性があり、これが離職率の増加や企業イメージの低下を引き起こすことも大いに考えられます。
『カスハラナビ』は、こうした深刻な社会問題に立ち向かうためのデジタル技術を活用して、従業員を守る一助となることを目指します。
今後の展望
今後、サービス提供を通じて蓄積したカスハラ対応の事例を基に、より実践的な「危険事例集」や「教育マニュアル」の作成にも取り組む予定です。また、中小企業を中心に、飲食業、美容業、小売業、リラクゼーション業など、対面サービス業全般における導入を推進し、より多くの企業のカスハラ対策を支援していきます。
会社概要
株式会社DataPivotStrategiesは、AI開発やデータ分析、SaaS、デジタルトランスフォーメーション支援を行っており、今後も革新的なサービスを展開していくことを目指しています。
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