今村雅幸氏が日本CTO協会の代表理事に就任
2025年7月1日、株式会社BuySell Technologiesの取締役CTOである今村雅幸氏が一般社団法人日本CTO協会の代表理事に就任することが発表されました。この新しい役職のもとで、今村氏は日本の技術者コミュニティを牽引していく予定です。
日本CTO協会の目的と活動
日本CTO協会は、2019年9月に設立され、日本を世界の技術力で最も優れた国にすることを目指しています。その主な活動内容にはコミュニティの運営、エンジニアの育成、デジタルトランスフォーメーション(DX)企業の基準作成、調査・レポート作成、グローバルに市場開拓を支援することが含まれます。
これまでの活動を通じて、同協会は企業や個人が持つ技術力を社会へ還元し、日本全体の技術革新を進める役割を担ってきました。この背景には、テクノロジーリーダーたちが一堂に会し、共に学び合う機会を提供することがあります。
今村氏の経歴とCTO協会の使命
今村氏のこれまでの経歴は、多岐にわたります。2006年にヤフー株式会社に入社し、2009年には株式会社VASILYを創業しました。これは後にスタートトゥデイ(現ZOZO)に売却され、ZOZOテクノロジーズの執行役員CTOに就任しました。現在は、株式会社BuySell TechnologiesのCTOとして、リユース事業のDXを推進しています。
今村氏は、日本CTO協会について「技術責任者としての役割がますます求められる中、協会の活動は新たな挑戦と学びの場であり続けなければなりません」とコメントしています。この言葉には、急速に進化する技術に対する柔軟な姿勢が表れています。
AIを活用したビジネスの進化
BuySell Technologiesでは、自社のリユースプラットフォーム「Cosmos」を活用し、AIを用いた査定やマニュアルの自動化を進めています。このようなテクノロジーの活用を通じて、業務の効率化を図り、さらなる企業の成長を目指しています。
特に、AIエージェントの導入は、今後の事業貢献に大きな影響を与えると言われています。また、リユース業界の最前線での技術革新を目指し、BuySell Technologiesは引き続き研究開発に力を入れていくでしょう。
日本CTO協会の未来
今村氏の下で、日本CTO協会はより多くのテクノロジーリーダーと共に、社会へ貢献する活動を行うことが期待されています。協会が目指すのは、ただの技術者の支援だけでなく、経営と技術の融合による新しいビジネスモデルの創出です。
新たなリーダーとして、今村氏がどのように協会をリードしていくのか、今後の展開に注目が集まります。彼の経験とビジョンが、日本の技術者コミュニティに新しい風を巻き起こすことでしょう。日本CTO協会の活動がより活発になり、エンジニアリングの未来がより明るくなることを期待しています。