新発売!耐環境リモートI/O「CONPROSYS® Robust I/Oシリーズ」
株式会社コンテックは、耐環境リモートI/O「CONPROSYS® Robust I/Oシリーズ」を発表し、全23製品の受注を開始しました。このシリーズは、過酷な生産現場でも使用できるように設計されており、業界のニーズに応える製品群が揃っています。
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1. 新製品の特長
新たにラインアップされた製品は、主にEthernetタイプ(CPSR-ET7000、CPSR-ET7200)とRS-485タイプ(CPSR-M7000)で構成されています。特に注目すべきは、過酷な温度環境でも安定して動作する広温度範囲の設計です。これにより、動作温度が-25℃から75℃まで対応しており、外部の環境に左右されることなく、安定したデータ取得と制御が可能です。
2. 安全性と堅牢性
また、デュアルウォッチドッグ機能を搭載しており、モジュールと通信の両方の障害を常に監視することができます。この機能により、万が一のトラブル時にも迅速に対応できるため、安心して使用することができます。さらに、過電圧や過電流保護機能も備えており、デジタルおよびアナログ入出力チャネルを強固に守ります。
3. 符合格試験
耐環境性能は、IEC 61000-4-5やIEC 61000-4-2、IEC 61000-4-4の各サージ試験やESD試験に合格しています。これによりノイズや高電圧の静電気からも守られるため、安心して使用できる点が魅力です。
4. 豊富なラインアップ
新シリーズでは、アナログ、デジタル入出力から、カウンタ入力や温度測定用のリレー出力まで多岐にわたるインターフェイスが用意されています。これにより、あらゆるニーズに適したソリューションを提供可能です。特に、CPSR-ET7000とET7200モデルは、LANバイパス機能を搭載しており、万が一の電源断でも通信が維持される点が大きなメリットです。
5. インストールと操作の簡便さ
DINレールに適合したコンパクトな設計は、制御盤や装置内での設置を可能にします。また、提供されるユーティリティソフトウェアを使えば、モジュールの自動検出や各種設定をGUI画面から簡単に行えるため、技術者でない方でも素早く導入することができます。さらに、Web HMI機能が備わっているため、遠隔からの監視や制御も簡単です。
6. プログラミング不要
CPSR-ET7000/ET7200シリーズでは、入力と出力のペアコネクション機能を使うことで、信号ケーブルを介さずにデジタルおよびアナログチャネルの状態を連携させることができます。これにより、プログラミングなしで迅速にシステムの変更が可能です。
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結論
過酷な環境に耐えることを目的とした「CONPROSYS® Robust I/Oシリーズ」は、業界内でのニーズをしっかりと抑えた製品群です。特に、一つのシステムで多様な入出力に対応できることは、これからのIndustrial IoT時代には欠かせない機能と言えます。興味のある方は、ぜひ製品情報ページをチェックして、最新のテクノロジーを体験してみてください。
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株式会社コンテックは、1975年の設立以来、産業用機器の総合メーカーとして、様々な分野において高品質の製品を提供しています。今後も、IoT技術を駆使した新たなソリューションに期待が寄せられています。