デヴィッド・テナント＆クシュ・ジャンボの『マクベス』が東京でついに公開！

デヴィッド・テナント＆クシュ・ジャンボの『マクベス』が東京で公開

2025年2月5日（水）、デヴィッド・テナントとクシュ・ジャンボ主演の映画『マクベス』がついに公開されます。シェイクスピアの名作を現代に贈るこの作品は、特に日本での上映が話題となっています。さらに、公開初日には、TOHOシネマズ日比谷で特別なイベントが開催されることが決定しました。

公開記念イベントの詳細

イベントは2月5日（水）18時から、TOHOシネマズ日比谷で行われます。このイベントでは、翻訳家の松岡和子さんと東京大学の河合祥一郎教授が登壇し、作品についてのトークを行います。また、初回上映の際には限定のポストカードが来場者全員にプレゼントされることも決まりました。ポストカードには、本作の名シーンが使用されており、数量は限られていますので、早めの来場をおすすめします。

識者たちが称賛する『マクベス』

本作に寄せられた識者のコメントも非常に興味深いものです。翻訳家の松岡和子さんは、「なんとストイックな『マクベス』だろう」とその独自性を強調し、作品の中で表現される色彩や動作、さらにはスピーチの仕方が、物語の深さを増していると述べています。

一方、東京大学の河合祥一郎教授は、「デヴィッド・テナントが演じると、“マクベス”も“ハムレット”になる」と、その演技力と存在感を称賛しています。さらに東洋大学の五十嵐博久教授は、「崩壊が進む劇世界を描くのは難しいが、ドンマーワーハウスという小規模劇場でのスピーディな展開が見事に成し遂げられている」と高く評価しています。

また、演出家の木村龍之介さんは、「耳で、見る、『マクベス』」と語り、音響体験の重要性にも言及。映画館でしか味わえない臨場感が、この作品の魅力をさらに引き立てます。

圧倒的な人気と高評価

『マクベス』はイギリスでの公演時に5つ星や4つ星のレビューを獲得し、ハロルド・ピンター劇場では記録的な興行を実現しました。特に、215万ポンドを上回る初動売上を記録したことが話題となり、劇場史上最高興行週を5週も達成しています。これほどの評価を受ける作品が、ついに日本でも観られるというのは大きなトピックです。

立体的な音楽と映像体験

本作ではバイノーラルステレオ技術を用いた立体音響が使用され、観客はまるで舞台の中にいるかのような没入感を体験できます。特別に撮影された本編は、異なるカメラアングルとクローズアップを用いて構成されており、映画館での体験が一層豊かなものになることでしょう。

上映開始劇場と鑑賞情報

『マクベス』は、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ日本橋、吉祥寺オデオンなど、東京を含む全国の劇場で同時上映されます。各劇場のスケジュールに合わせて、多くの人々がこの名作に触れる貴重なチャンスを迎えます。

鑑賞料金は一般3300円、学生や障がい者は2800円。ムビチケ前売券は、一般3000円で販売中です。ぜひ、この特別な作品を映画館で体験し、デヴィッド・テナントとクシュ・ジャンボによる『マクベス』の魅力に浸ってみてはいかがでしょうか。