新進気鋭の演出家が手掛ける舞台「コルトガバメンツ」
2025年10月に、東京都中野区のスタジオあくとれで「コルトガバメンツ」が上演されることが発表されました。これは、劇団ONEOR8のB面公演として位置づけられ、若手演出家・平田純哉が演出を担当します。
「コルトガバメンツ」は、著名な劇作家田村孝裕が手掛けた戯曲で、2007年にも有楽町で上演されたベストセラー作品です。この作品は、2014年にパルコ劇場などでも上演され、その度に田村自身がアップデートを重ねてきました。今回の公演では、2024年に行われたONEOR8の公演で知り合った若手俳優たちが出演し、一緒に演出を務める平田と共に新たな形と視点でこの名作に挑みます。
上演情報とチケット販売について
公演の日程は2025年10月9日(木)から10月12日(日)までの4日間、全8ステージが予定されています。チケットは2025年9月1日より、カンフェティにて販売開始となります。この公演は、演出からキャストまで新進気鋭の若手が中心となっています。
チケット料金は前売り4,000円、当日5,000円。全席自由席となっており、未就学児の入場はできませんのでご注意ください。一般的なチケット購入の流れや特典などはカンフェティのウェブサイトで確認できるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
若手演出家平田純哉の意気込み
平田は、2014年から舞台制作を始め、2024年には若手演出家コンクールで優秀賞を受賞するなど、急成長を遂げている若手のひとりです。彼の演出に対する思いは、過去の名作に新しい命を吹き込むことにあります。「コルトガバメンツ」に関しても、「幼馴染の思い出や子供の頃の無邪気な時間を描くことで、観客が共感できるポイントを持たせたいです」と、強い意気込みを語っています。
田村孝裕のコメント
田村は自身の実体験を元にしたこの作品がどのように若手俳優たちによって面白みや新しさを持って生まれ変わるのか、非常に興味深いとしています。彼は「この戯曲を通じて、俳優の心の動きや共感といったものをしっかりと表現できることを期待しています。」と語っており、作品に対する期待を寄せています。
「コルトガバメンツ」への期待
昭和最後の年に起こった出来事を基にした物語が、現在の視点でどのようにアップデートされるか、多くのファンが注目しています。新進気鋭の若手が中心となることで、エネルギッシュな舞台になることは間違いないでしょう。
今回の公演は、若者だけでなく、様々な世代の観客にも共感を呼ぶ内容になると予想されます。田村と平田のコンビネーションで、彼らがどのように作品を紡いでいくのか、今から楽しみにしている方も多いことでしょう。チケットの発売は9月1日、ぜひお見逃しなく!