STOCKCREWが実現した物流の新時代
最近、EC物流業界において大きなニュースが飛び込んできました。それは、株式会社STOCKCREWが経済産業省の「持続可能な物流効率化実証事業」において、驚異の荷待ち時間削減を達成したというものです。本記事では、このプロジェクトの詳細とその成果について詳しくご紹介いたします。
プロジェクトの概要
STOCKCREWは東京本社を置く物流代行サービスで、2,200社以上のEC事業者の出荷を集約し処理しています。今回の「次世代標準物流センター構築プロジェクト」は、物流不動産大手のプロロジスとの共同で行われ、多くの期待が寄せられていました。このプロジェクトは、2026年2月1日から2月10日までの実証期間中に、荷待ち・荷役時間を92%削減し、ピッキングの作業効率を大幅に向上させました。
このプロジェクトは、約5.7億円の経済産業省からの補助金を受け、千葉県八千代市のプロロジスパーク八千代2で実施されました。特にAMR(自律走行型ピッキングロボット)を活用した自動化が重要なポイントとなっています。
実証成果
1. 荷待ち時間の大幅削減
本プロジェクトの目玉は、荷待ち・荷役時間が92%も削減されたことです。これは、仕分け工程を自動化することで実現しました。今までのようにトラックが長時間待機することはなくなり、18時の最終便で当日すべての荷物を出荷できる体制が整いました。
2. ピッキングの省人化
さらに、AMR110台の導入によりピッキングの効率も劇的に改善しました。従来の50~60名から、作業者数を平均21名にまで削減。これにより一日の出荷件数も9,667件に達するなど、驚異的な成果を上げています。
3. 検品・梱包の自動化
検品や梱包も自動封函機と自動包装機の導入により、作業が効率化されつつあります。現状では目標の85%まで削減効果が達成されており、今後さらなる改善が期待されています。
コンソーシアムの役割
このプロジェクトでは、STOCKCREWが中心となり、プロロジスなどと協力して自動化を進めました。プロロジスは「ロボフレンドリー」として設計された施設で、必要な施設インフラ整備に注力し、STOCKCREWは自動化設備の導入と運用を担当しました。これにより、3社で一体となり物流の効率化を図ることができました。
今後の展望
今回の成果をもとに、STOCKCREWはさらなる拡張計画を進めています。検品・梱包の稼働率を向上させ、処理能力を最大化することを目指しています。さらに、プロロジスとの連携を強化し、より効率的な物流インフラを構築していく考えです。2027年には、延べ46,000平方メートルの次世代物流センターを実現する計画があります。
STOCKCREWについて
STOCKCREWは、EC・通販向けの物流代行サービスを手掛けており、初期費用や固定費も抑えつつ、全国一律の料金でサービスを提供しています。また、AMRを用いた自動化オペレーションにより、多品種・小ロット型のEC物流の課題に応えています。公式ウェブサイトでは詳しい情報が掲載されていますのでぜひご覧ください。
公式サイト:
STOCKCREW
詳細記事:
次世代標準物流センター構築プロジェクト