AIで人事改革
2026-04-06 13:43:54

大阪市水道局とのAI活用研究、業務効率化に向けた新たな一歩

大阪市水道局とのAI活用研究、業務効率化に向けた新たな一歩



One人事株式会社は、2025年1月に大阪市水道局と結んだ共同研究の成果を発表しました。この研究は、「人材データとAIを活用した人事配置案作成」に関するもので、生成AI(LLM)を活用して、候補者の推薦がどれほど効率的に行えるかを検証しました。今回の成果によれば、候補者の抽出やその評価が一定の精度で実施可能であることが確認され、実務に向けた課題も明らかになりました。

研究の目的と検証ポイント



この共同研究では、大阪市水道局が従来手動で行っていた人事配置案作成のプロセスを見直し、AI技術を用いてより効果的かつ効率的な運用方法を検証しました。特に注目された点は以下の二点です:

1. AIを活用した人事配置案の作成が実現できるかどうか。
2. AIによる配置案作成に必要なデータの収集と整理の方法。

実施内容



大阪市水道局の人事配置業務は、主に以下の2種類に分かれます:
  • - 管理職ポジションへの後任候補者の選定
  • - 部署間の人員の配置転換による職務経験の幅を広げること

これらの業務を、生成AI(LLM)や組合せ最適化アルゴリズムを駆使して効率化させる検証が行われました。具体的には、管理職ポジションへの後任候補者を自動で選定し、係員の異動配置案の生成を行なうモデルが構築されました。それにより、業務改善の潜在的な道筋が見えてきました。

研究成果



研究の結果、管理職ポジションの後任候補者を生成AIが推薦するためのシステムが一定の効果を示しました。特に、自然な日本語で生成された人物サマリーと、大阪市水道局が定義したポジション要件との比較マッチングによる改善が評価されました。これにより、業務時間の大幅な削減が期待されることが確認できました。具体的には、170時間を要する作業が、150時間程度短縮できる見込みが立っています。

ですが、このプロセスにはまだ課題があります。生成された説明文における表現のばらつきが要件とのマッチング結果に影響することから、一貫性を高める必要があることも指摘されています。

将来的な展望



今後さらに、ポジション要件を明確に記述することで、生成AIが適切な候補者を引き抜くための情報を提供し、マッチング精度の向上を図れると考えています。また、係員の異動配置についても、希望と推奨だけでなく、他の条件(キャリアプランなど)を組み込むことで、より実態に近い配置案が生成できるようになれば、大阪市水道局の人事業務に新たな風を吹き込むことができるでしょう。

One人事とは



One人事は、60万人以上の有償利用者を有し、労務管理、勤怠管理、給与計算、タレントマネジメント、ワークフロー業務の効率化をワンストップで実現する人事労務システムです。官公庁から一般企業まで、幅広い組織に対応し、業務改善と社員の成長を支えることに注力しています。

詳細な情報は、One人事公式サイトをご覧ください。


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