アクリートが徳之島町におけるダークウェブ診断を実施
株式会社アクリート(本社:東京都千代田区)とアライアンス株式会社および株式会社テクノミックスは、鹿児島県の徳之島町と包括連携協定を締結しています。この協定に基づき、アクリートは「ダークウェブ診断」というサービスを提供し、地域のサイバーセキュリティを強化すべく取り組んでいます。
情報セキュリティの現状
近年、企業や自治体にとってサイバー攻撃は極めて深刻な脅威となっています。特に、令和5年上半期におけるランサムウェア被害は103件にのぼり、多くの情報がダークウェブ上で流出していると警察庁が報告しています。地方自治体でも、個人情報の漏洩が相次ぎ、令和6年度の第1四半期だけで384件の報告があり、リスクは高まる一方です。これに対応するため、アクリートは徳之島町と連携し、インターネット上での情報漏洩を早期に発見するための診断を実施しました。
ダークウェブ診断の特徴
アクリートのダークウェブ診断は、単なる情報漏洩の有無だけでなく、潜在的なサイバーリスクを可視化し、改善策を提案します。診断はダークウェブのみならず、広範囲に及ぶインターネット全体を対象に行われ、以下の特徴があります。
1.
網羅的な検索:ダークウェブだけでなく、一般のウェブや保護されたエリアも含む全体を調査。
2.
早期発見と二次被害防止:流出情報を迅速に発見し、個人情報の不正利用を未然に防ぎます。
3.
根本原因の特定:漏洩した情報を追跡し、原因を特定して再発防止につなげます。
4.
具体的な改善策の提示:セキュリティ強化に向けての具体的な提案。
5.
最新脅威のレポート:専門家による攻撃手法や脅威の情報を提供します。
これらの特徴を通じて、アクリートは企業や自治体が潜在的な脅威に早期に気づき、効果的なアクションを取れるよう支援しています。
アクリートの企業概要
アクリートは、全国でSMS配信サービスを展開し、高い信頼性を誇る事業を行っています。設立は2014年で、資本金は約463,424千円。企業としての存在感を確立し、グローバルIT企業など多くのクライアントにサービスを提供しています。アクリートの活動を通じて、地域の情報セキュリティが強化されることが期待されます。
まとめ
サイバー攻撃の巧妙化が進む今、アクリートの提供するダークウェブ診断は、徳之島町における情報セキュリティの強化につながる重要なステップです。地域の安全性を高めるために、今後もこうした取り組みが求められます。