赤い糸でつながる心と体の解放を体感!
2023年11月20日、Deportare Clubは麻布台ヒルズで1周年を迎え、覚えやすいタイトル「赤い糸が導く、魂の解放」のもと、特別なイベントを開催しました。特別ゲストとして登場したのは、世界的に活躍するロープアーティスト、Hajime Kinoko氏です。このイベントでは、観衆による緊張感のある期待と不安が入り混じる中、Kinoko氏の緊縛ライブパフォーマンスが行われ、その瞬間はまさに圧巻の集大成となりました。
インスタレーション『Power』の誕生
イベント前日、Hajime Kinoko氏のチームが朝から晩までかけて、会場にインスタレーション『Power』を作り上げました。赤いロープで生み出される造形は、まるで生き物のように会場の空間に広がっていきました。設計図なしの直感的な制作過程は、まさにアートの職人技を感じさせ、トレーニング中の方々もその光景に釘付けになってしまいました。
期待と興奮の中の来場者たち
開場の19時、イベントスタートを待つ会場には、200名以上の来場者が集まりました。その中には緊縛という未知の体験に対する興味が入り混じる期待と不安が漂っています。19時30分、Kinoko氏によるスペシャルパフォーマンスが始まりました。モデルのAimiさんは赤い縄に包まれていく中、その動きはまるで舞のように洗練されており、観客はその一瞬一瞬に心を奪われました。
緊縛は相手を束縛するものではなく、むしろ身体と精神の解放を促す行為。縄を通じた微細なコミュニケーションが、会場全体に広がっていく場面を目の当たりにしていた人々の心にも、その瞬間の自由が共鳴しました。最高潮を迎えたパフォーマンスでは、インスタレーション『Power』とAimiさんが一体となり、視覚的な芸術作品として見事に融合しました。このような瞬間は、単なる表現を超え、観客の心に深い感動を与えました。
様々な想いが織り成す作品
Hajime Kinoko氏は「日々のワークアウトをアートでサポートしたい」との想いから『Power』を制作したと語っています。赤いロープは血や運命の糸を象徴し、無数の交差は人々のつながりを意味します。トレーニングを通じての自己との対話もこの作品に込められており、観客がその熱量を感じられることを願っています。
つながりを再考させる意味
このイベントはDeportare Clubの1周年を祝うだけでなく、私たちに「つながり」の大切さを再認識させる機会ともなりました。Hajime Kinoko氏の緊縛アートを通じて、身体的な制約を超えた心の自由を体感する瞬間が、多くの人々に届いたと感じました。「赤い糸が導く、魂の解放」というテーマのもと、これからもDeportare Clubは人々の心と体を解放する場所であり続けることでしょう。
今回ご来場いただいた皆様に心より感謝申し上げます。