世界中で愛されるオペラ《ラ・ボエーム》が全国公開
オペラファン必見のプッチーニ《ラ・ボエーム》が、12月12日(金)から18日(木)までの一週間、全国で上映されます。この作品は、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(通称:MET)による最新ステージをスクリーンで鑑賞できる「METライブビューイング」の一環として公開されるものです。
プッチーニの傑作とその魅力
本作は、19世紀パリを舞台に、芸術家たちの儚い青春と恋愛を描いた悲劇であり、世界中で最も有名なオペラの一つです。ミュージカル『RENT(レント)』の原案にもなったことでも知られています。演出は、20世紀を代表するイタリアの名匠フランコ・ゼフィレッリによるもので、古典的かつ壮大な舞台セットと美しい衣装が特徴的です。この豪華な演出は、観客に長年にわたって愛され続けてきました。
本編歌唱映像も解禁
今回の上映に合わせて、新進気鋭のオペラ歌手たちによる本編歌唱映像が解禁されました。特に若手テノール、フレディ・デ・トマーゾが演じるロドルフォが、第1幕でミミに自己紹介するシーンで歌う美しいアリア〈冷たい手を〉や、ジュリアナ・グリゴリアン演じるミミによる〈私の名はミミ〉など、珠玉のアリアが続々と登場します。これにより、オペラファンのみならず初心者の方も楽しめる内容になっています。
感想投稿キャンペーンの実施
公開を記念し、特別なキャンペーンも実施されます。観客からの感想を募集し、半券を応募することで、多くの豪華賞品が当たるチャンスがあります。特に、フランス流紅茶専門店マリアージュフレールから贈られる、南フランスプロヴァンス地方のクリスマスデザートの香りを贅沢にあしらったフレーバードティー「NOEL IN LOVE」や、オペラ《ラ・ボエーム》の原作本など、魅力的な賞品がそろっています。
解説付き上映も開催
さらに、12月12日には東劇にて解説付き上映も実施されます。この上映では、オペラ初心者から愛好者まで楽しめるように専門の講師による解説があり、オペラの魅力をより深く味わうことができます。通常の料金のままで、最高のオペラ体験を提供する特別な機会です。
どのように楽しめるか
指揮はケリー=リン・ウィルソン、豪華キャストによるパフォーマンスが約3時間25分の上演時間で展開されます。特に、オペラファンはもちろん、オペラを観たことがない方もこの機会にプッチーニの名作を体験してみてはいかがでしょうか。日本のスクリーンで楽しむ事ができるMETの《ラ・ボエーム》。この美しい恋愛悲劇を見逃すことなく、皆様のご来場をお待ちしております。
上映概要
- - 上映期間: 12月12日(金)~12月18日(木)
- - 上映館: 東劇、新宿ピカデリー他全国21館
公式サイトや上映日程など、詳細情報は公式サイトでご確認ください:
MET公式サイト