2023年9月22日、東京で「雲南特産品日本プロモーション」が盛大に行われました。本イベントは、雲南省商務庁の主催、そして雲南省駐日本商務代表処と日本雲南総商会の運営によって実現され、数十社の企業代表が参加しました。この機会に、雲南省の誇る特産品が日本の市場に紹介され、商業交流の新たな扉を開くことが期待されています。
プロモーションでは、雲南省から5社の企業が自社のユニークな製品を披露しました。冒頭で雲南省商務庁の李朝偉庁長が挨拶し、「雲南は中国西南部における対外開放の最前線。東京で高品質な製品を披露できたことは、部地域間の質の高い経済・貿易発展の新たな出発点」と述べ、さらなる協力関係の構築への期待を表明しました。
中国駐日本大使館の羅暁梅公使も、現在の中日関係の改善と発展について言及し、さまざまなレベルでの交流が進むことを強調しました。「雲南は高原特色農業、グリーンエネルギー、文化観光、健康産業に強みを持ち、両国の企業家がその地理的優位性を活かして協力を進めてほしい」と発言し、ビジネスの未来に対する期待感を示しました。
また、日本国際貿易促進協会の安田真人理事長は、雲南省の製品が高品質化・ブランド化を進めており、今後の経済・貿易交流の発展に期待を寄せました。参加した企業による意見交換も活発であり、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性が伺えました。
展示された製品には、生花、コーヒー、茶葉、野生キノコ、特色ある飲料など多岐にわたる雲南の特産品があり、来場者の関心を集めました。雲南省のブランドや製品を日本に広めるチャンスともなり、両国間の文化的な理解も深まることが期待されています。
今回の雲南特産品のプロモーションは、参加企業にとっても、ビジネスの可能性を広げるチャンスであり、未来の交流を見据えた第一歩となりました。雲南の魅力と特産品の数々が、日本の人々に広まることを心から願います。