ロシアン佐藤の新クラフトビール、OTEMOTOプロジェクトが始動!
東京都台東区を拠点にするエッジニア合同会社のCEO、塚田賢一郎氏とCOOのロシアン佐藤こと佐藤ひとみ氏が、新たなシリーズを2025年8月からスタートすることを発表しました。この取り組みは、『OTEMOTOプロジェクト』の一環として、全国の生産者や自治体と連携し、未利用や低利用の食材をアップサイクルし、新たな商品へと変貌させる試みです。
未利用食材の新たな可能性
農業や漁業、食品加工の過程では、味や質に問題はないものの、コストや人手の制約から活用されない食材が数多く存在します。これらの未利用食材は、作業過程で生じる副産物や古くなった米、規格外の野菜など多岐に渡ります。気候変動により収穫量が減少する現代において、地域の食品産業は厳しい局面を迎えています。
OTEMOTOプロジェクトは、「すべての人に幸腹な食卓を」というモットーの下、これまでYouTubeやECサイトを通じて日本の食文化を広めてきました。今回の新シリーズでは、この経験を活かし、美味しく食べられる食材を使った商品の開発と情報提供を行います。
画期的な商品開発
新商品第一弾として登場するのは、食品加工の過程で生まれる副産物と古米を使用した2種のクラフトビール、『MONSTER HAZY IPA』と『サリーちゃんセゾン』です。いずれのビールも、未利用資源を活かした味わいで、持続可能な飲食文化を促進します。
- - サリーちゃんセゾン: 軽やかな飲み口で、麦と古米(プリンセスサリー)を使用し、初めての方でも手に取りやすい味わいが特徴です。
- - MONSTER HAZY IPA: クラフトコーラの副産物(バニラビーンズ、生姜、レモン)を香り付けに利用し、スパイシーさとホップのハーモニーを楽しめるビールとなっています。
予約は2025年8月29日から、OTEMOTOストアで受付開始予定です。価格は6本セットで7,980円(税込)となります。
マルチチャネルでの情報発信
OTEMOTOプロジェクトの大きな特徴は、地域の生産者と消費者の課題解決を同時に実現することにあります。商品の背景や生産者のストーリーをYouTube動画やECサイトで紹介することで、商品の魅力をより深く伝え、販売支援を行います。さらに、SNSやイベントなど多様なチャネルを活用し、全国的に情報を発信していく方針です。
今後の展望
OTEMOTOプロジェクトは、今回のクラフトビールに留まらず、魚の加工残渣を活用した魚醤やラーメン、ジビエを活用したカレーなど、様々な商品開発を進める予定です。地域資源を活かした独自の循環モデルを築くことで、未利用食材を最大限活用し、持続可能な未来を目指します。
お問い合わせについて
未利用・低利用食材の提供や共同開発に興味のある生産者や自治体、企業の方々は、OTEMOTOプロジェクトまでぜひご相談ください。公式ウェブサイトのコンタクトページからの連絡をお待ちしています。
OTEMOTOプロジェクト公式サイト
ロシアン佐藤が提唱する「もったいない」を「美味しい」に変えるこの取り組みが、多くの人々の食卓に新たな価値を提供することを心から楽しみにしています。