日揮が語る洋上風力発電の現在と未来のサプライチェーンとは
11月27日、東京にて、日本計画研究所(JPI)が主催する特別セミナーが開催されます。このセミナーでは、日揮株式会社の執行役員で工務統括本部本部長代行の勝岡洋一氏が講師を務め、日本の洋上風力発電に関する最新動向と、未来を見据えたサプライチェーンの展望について深く掘り下げます。
セミナーの背景と目的
日本における洋上風力発電市場は、近年急速に進展してきました。具体的には、国内の港湾プロジェクトが段階を追って実施され、一定の実績を積み重ねています。しかし、一般海域における事業開発計画に関しては、ラウンド1の事業者が撤退するなど、多くの課題が顔を覗かせています。このセミナーでは、こうした現状を分析し、洋上風力マーケットの将来に関する懸案事項についても触れます。
浮体式洋上風力への期待
セミナーでは、特に浮体式洋上風力に焦点が当てられています。この新しい技術は、今後日本国内での展開が期待されており、関連する要素技術の国内外での進捗状況についても議論されます。具体的には、GI基金の実証事業や国の開発ロードマップとの関連にも言及される予定です。
洋上風力サプライチェーン
さらに、セミナーの重要な内容として、洋上風力サプライチェーンの課題や展望が掲げられています。海外の事例を踏まえながら、グローバルな視点から日本のサプライチェーンの現状をどう把握すべきかが示されます。
講義の主な内容
1.
国内洋上風力の進捗とマーケット分析
- 現状やラウンド公募の振り返り、GI基金浮体式実証の考察
2.
浮体式洋上風力に関する動向
- 浮体式洋上風力マーケットの現状、商業化拡大への課題と技術の進捗
3.
洋上風力サプライチェーンのチェック
- 国内産業の強み、サプライチェーンマネジメント
4.
日揮の取り組み
- 洋上風力発電プロジェクト、浮体式洋上風力の目指す方向
5.
関連質疑応答とネットワーキング
- 講師や参加者同士での交流機会があります。
受講方法と料金
受講者は、会場受講とライブ配信、アーカイブ配信から選択可能です。受講料は37,590円(税込)で、社内での同時申し込みがある場合は割引が適用されます。
参加者への期待
セミナー終了後も、講師への質疑応答や参加者同士のネットワーキングの場が設けられ、様々なビジネスの創出に寄与することが期待されます。日本の洋上風力発電の未来について、深い知見を得られる貴重な機会となるでしょう。
詳しくは、JPIの公式ウェブサイトにてお申込みが可能です。参加を希望される方は、早めの登録をおすすめします。
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