アイラ島に2025年オープン、アードベッグのブティックホテル「アードベッグハウス」

アードベッグが提供する新たな宿泊体験「アードベッグハウス」

スコットランドのアイラ島で、2025年9月にオープン予定のブティックホテル「アードベッグハウス」。このホテルは、著名なウイスキーブランド「アードベッグ」の蒸留所近くに位置し、ウイスキーファンやアードベッグを初めて知る人々に、極上のホスピタリティを提供します。

アードベッグの魅力と歴史

アードベッグは1815年に誕生し、1997年の再操業以来、熱狂的なファン“アードベギャン”を生み出しています。毎年、数千人がアイラ島を訪れ、その魅力に引き込まれます。今回オープンする「アードベッグハウス」は、スモーキーなウイスキーの世界を体験できる場として、多くの期待を寄せられています。

デザインと体験の融合

「アードベッグハウス」は、イギリスのラッセル・セージ・スタジオとのコラボレーションで設計され、アイラ島の熟練職人によるアート作品が内装にも取り入れられています。全12室の客室には、実際のポットスチルを利用したアートや、特注のボート型シャンデリアが飾られ、「Press for Smoke」と記されたボタンを押すことで出現する秘蔵の一杯なども楽しめます。このように遊び心と洗練が共存した空間で、滞在客を楽しませる工夫が満載です。

料理とドリンクの楽しみ

館内には、地元住民も利用できるアードベッグ流の特別な料理やドリンクを楽しめるレストランやバーが用意されています。レストランの中心には「炎のテーブル」が設置され、地元食材を使った料理が提供されます。また毎週金曜日には、アードベッグのマスコット犬「ショーティー」の名を冠したテーブルが設けられ、ゲスト同士が交流しながら特別な時間を過ごすことができます。

バーでは、アードベッグハウス限定の「アードベッグハウスリザーブ」や蒸留所限定の「アードベッグホームカミング」など、希少なウイスキーを一杯ずつ楽しむことができます。特に「アードベッグハウスリザーブ」は、わずか800本しか生産されない希少な21年熟成のシングルモルト。潮の香り、スモーキーなニュアンス、熟したイチジクの甘みが絶妙に調和した一杯は、旅の思い出になるでしょう。