ペネロピバーボン、日本上陸の期待
2018年に誕生したペネロピバーボンが、日本市場に本格上陸することが決まり、多くのウイスキーファンの注目を集めています。このブランドは、創業者マイク・パラディーニの娘の誕生日を祝うために作られたもので、家族の愛情が込められた製品です。彼は幼なじみのダニー・ポリセと共に、洗練されたモダンテイストのバーボンを世に送り出しました。
ペネロピバーボンは、トウモロコシやライ麦、小麦、麦芽から成る独自のブレンドを用い、ストレートで癖のない味わいが特徴です。特に、ローレンスバーグにあるロス&スクイブ蒸溜所で丁寧に作られており、アメリカンオークの新樽で熟成されています。熟成されたバーボンは、香り高く、様々なアロマが感じられると評判です。
製品のラインナップ
ペネロピバーボンは、いくつかの種類があり、それぞれに独自の魅力があります。例えば、
ペネロピ・フォア・グレイン ストレートバーボンは、カクテルにも最適な飲みやすいロープルーフタイプで、2020年のサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションで銀賞を受賞しています。主に、トウモロコシ(75%)、ライ麦(7%)、小麦(15%)、麦芽(3%)を使用したこのバーボンは、バランスの取れた甘さと軽やかな香ばしさが魅力です。
次に注目すべきは、
ペネロピ・ロゼ・カスク・フィニッシュ ストレートバーボンです。この商品は、南ローヌ地方の厳選されたロゼワイン樽で仕上げられており、2022年と2023年に金賞を受賞しました。クリーミーな甘さとフルーツの香りが調和し、非常にユニークな体験を提供します。
さらに、
ペネロピ・アーキテクト ストレートバーボンでは、フレンチオーク樽を使用し、精密なブレンディングによって新たな風味を追求しています。このバーボンは特に、甘さとハーブの香りが重なり合い、洗練された味わいに仕上げられています。
受賞歴
ペネロピバーボンは、その品質の高さから様々な賞を受賞しており、2023年には大手サプライヤーMGP社により165億円で買収されたことも話題となりました。受賞歴の一部には、ダブル金賞、銀賞、さらには93点という高評価も含まれています。これらの実績からも、ペネロピバーボンが市場でのシンデレラストーリーを描き出していることが伺えます。
日本市場への期待
日本のウイスキーファンにとって、ペネロピバーボンの上陸は嬉しいニュースです。その洗練された魅力をぜひ体験してみてください。希望小売価格も、各種商品が7,150円(税込)から12,100円(税込)と手頃で、ローストオークの香り漂う本格バーボンを楽しむ絶好の機会となるでしょう。
ペネロピバーボンを通じて、家族の愛情あふれる味わいを実感し、新たなウイスキーの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。今後の展開にも大いに期待したいところです。