倉沢杏菜、朝ドラ初出演記念！連続テレビ小説『ばけばけ』で魅力発揮

倉沢杏菜、朝ドラ初出演を果たす

2025年度後期の連続テレビ小説『ばけばけ』が9月29日から放送開始されます。この作品で、新進気鋭の俳優、倉沢杏菜（くらさわ・あんな）がトキの織物工場の同僚・チヨ役として初めて朝ドラに出演することが決まりました。倉沢さんは20歳の若さで、多くのファンから期待が寄せられています。彼女の朝ドラに対する思いや役柄について、詳しくお伝えいたします。

物語の背景

連続テレビ小説『ばけばけ』は第113作目となるこの作品の舞台は、明治時代の日本。西洋化が進む中で見落とされがちな人々の日常を描いています。本作は松江の没落士族の娘・小泉セツと、著名な作家ラフカディオ・ハーン（小泉八雲）をモデルにしたオリジナルストーリーです。「この世はうらめしい。けど、すばらしい。」というキャッチコピーが示す通り、時代の変化に翻弄されつつ、愛や日常の美しさを探求する物語です。脚本を手がけるのは、人気映画『子供はわかってあげない』やドラマ『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』のふじきみつ彦氏で、期待される内容となっています。

倉沢杏菜の役柄と演技力

倉沢杏菜が演じるチヨは、織物工場で働く若い女性で、ヒロイン松野トキの信頼できる仲間です。明るく素直な性格は魅力的ですが、そのぶん思ったことをはっきりと口にしてしまう一面も持ち合わせています。武家社会の変化に影響されつつも、チヨは仲間たちと共に楽しく日々を過ごし、縁談の話や神社へのお参りなど、色々な経験を通して成長していく姿が描かれます。

倉沢のこれまでの軌跡

倉沢杏菜は神奈川県出身で、2005年に生まれました。2022年には「レプロ30周年主役オーディション」で約5000人の中から選ばれ、2023年には日本テレビの『パパとなっちゃんのお弁当』でデビューを果たしました。その後も彼女の活躍は続いており、NHKの夜ドラ『VRおじさんの初恋』などに出演し、注目を集めています。2024年には大河ドラマ『光る君へ』での出演も決定し、役柄の幅を広げていきました。

特にSNSで話題となった「ぷんぷん研子様」として自由奔放なキャラクターを演じたことも印象深く、観客に新しい風を吹き込んでいます。

また、2026年にはNHK大河ドラマ『豊臣兄弟！』での出演も待機しており、さらなる飛躍が期待されています。過去の大河ドラマに挑む役に抜擢されることで、その実力が証明されることでしょう。

倉沢のコメント

出演者としての思いを語る倉沢杏菜は、朝ドラの現場での経験を「毎日ワクワクして、本当に夢のような日々でした」と表現しています。チヨ役を通じて、彼女は視聴者に笑顔を届けたいと願っており、仲間たちとともに懸命に生きる「等身大の人々」を描くことに力を注いでいます。倉沢の役柄を通じて、彼女自身も勇気をもらいながら前向きな気持ちを持っていることが伺えます。