日本の農業の未来を切り開くデザインコンテスト
農業と最新のテクノロジーを融合させる新しい試み、『農業デザインチャレンジ2025』が2025年3月に開催されました。主催するのは、千葉県船橋市に本社を置く株式会社農情人が運営する農業×web3のコミュニティ「Metagri研究所」です。このコンテストには、全国から154の作品が集まり、熱意あふれるクリエイターたちが参加しました。
デザインコンテストの背景
日本の農産物は非常に高品質であると世界中で評価されています。しかし、その素晴らしさを海外市場でどう表現し、心を掴むかが重要です。特に現地の文化やライフスタイルに対応した「デザイン」の力が必要不可欠です。『農業デザインチャレンジ2025』は、この大きな課題に立ち向かうために、クリエイターの無限の可能性を信じて生まれたイベントです。
選考プロセスは、まず一般の方々からの206票を集めた第一次投票を行い、その後、Metagri研究所の会員証NFTホルダーによる決選投票を経て、最終的に受賞作品が決定しました。この透明性に富んだ選考プロセスは、コミュニティの意志を重視しています。
Metagri賞の受賞作品
審査の結果、以下の3作品が栄えあるMetagri賞に選ばれました。
1. 抹茶バナー部門 Metagri賞
- - 制作者: みさ 様
- - デザインポイント: インパクトのあるフォントを使用し、瞬時に目を引くデザインです。英語で抹茶の魅力や健康に関する要素を取り入れ、日の丸をイメージしたロゴで、日本の文化を感じさせる工夫が凝らされています。
2. フルーツキャラクター部門 Metagri賞
- - 制作者: みずき 様
- - デザインポイント: 猫とみかんを組み合わせたポップなデザインが特徴で、親しみやすさと楽しさを兼ね備えています。
3. 日本酒ラベル部門 Metagri賞
- - 制作者: 酒井忠勝 兜デザイン
- - デザインポイント: 商品名を筆文字で表現し、日本酒であることを強調。武将・酒井忠勝の兜をあしらったイラストが印象的で、青色のアクセントが全体に高級感を添えています。
受賞者には、Metagri研究所のデジタル会員権「会員証NFT」が贈られます。さらに、受賞作品を融合させた特別な「参加記念NFT」もすべての参加者へ配布されることになりました。このNFTは、未来の農業を共に創り出す仲間たちとの「絆」を象徴しています。
参加記念NFTの魅力
参加記念NFTは、Metagri賞受賞の3作品を基に、AI技術を駆使して一つのデジタルアートとして仕上げられました。これにより、参加者は未来の農業に貢献する一員としての誇りを持つことができます。このユニークなデザインは、Metagri研究所のクリエイティブな試みによるものです。NFTの受け取り方法などの詳細は、公式サイトでご確認ください。
Metagri研究所の理念
Metagri研究所は「農業×web3」をテーマにした持続可能な農業の実現を目指すコミュニティです。2022年3月にその活動をスタートし、今では1,200名以上が参加しています。新しい社会実験を大切にする姿勢のもと、様々な農作物とブロックチェーン技術を組み合わせて、持続可能な農業の実現を進めています。
具体的には、独自トークンの発行や会員イベントの運営、農業と新技術を融合させた実証実験等に取り組み、持続可能な農業モデル「FarmFi構想」の実現を目指しています。興味がある方は是非、Metagri研究所に参加してみてください。公式サイトやSNSで最新情報を確認できます。
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