新たな政策提案を促進する「LobbyLocal」
政策渉外や自治体営業に特化したソリューションを提供するLobbyAI株式会社が、2025年5月に新しいAI製品「LobbyLocal」をリリースすることを発表しました。この革新的なツールは、企業やスタートアップが自治体との円滑な連携を図るために開発されました。
「LobbyLocal」とは?
「LobbyLocal」は、自治体の政策動向を可視化するためのインテリジェンスダッシュボードです。このダッシュボードは、膨大な情報をAIが解析し、自治体ごとの政策に対する関心の高まりを数値化します。これにより、提案や交渉の最適なタイミングを逃さずにアプローチが可能となります。
具体的には、議会発言、総合計画、入札情報などをAIが収集し、定量的なデータに変換。どの自治体が現在関心を持っている政策は何かを簡単に把握することができます。また、議員の発言傾向や予算規模といった情報も包含しており、これまで以上に精度の高い自治体営業が実現可能になります。
初出展情報:Startup JAPAN EXPO 2025
LobbyAIは2025年5月8日と9日に東京ビッグサイトで開催される「Startup JAPAN EXPO 2025」に初出展します。この出展では「LobbyLocal」のデモを行い、参加者にその魅力を体感してもらう予定です。展示ブースでは、操作デモや実際のユースケースについて紹介し、公共連携や入札参加に関する相談にも対応します。
特に再生可能エネルギーや教育、防災といった分野での活用方法を具体的に示すことで、参加者に新たな視点を提供できることを目指しています。
招待制イベントでのピッチコンテストに登壇
続いて、LobbyAIは2025年5月21日から23日にかけて札幌で開催される「B Dash Camp 2025 Spring in Sapporo」に登壇し、ピッチコンテスト「Pitch Arena」に選出されました。このイベントは日本国内外の有力スタートアップが集まり、新しい市場やプロダクトの発信を行う場です。
「Pitch Arena」では、自社のAI技術を活用した政策情報解析の取り組みや、それを通じて実現したい社会的なインパクトについてプレゼンテーションを行う予定です。これにより、国内外のパートナーとの協力体制の拡大も図ります。
代表者のメッセージ
LobbyAIの代表取締役である髙橋京太郎氏は、「政策は誰もが使えるものでなければならない」と述べ、全ての人々が社会の一部として活動できる未来を描いています。彼は「LobbyLocal」がその新たな道を開く第一歩であり、テクノロジーを通じて制度の理解と発信を民間に広めることを目指すとしています。
会社のビジョン
LobbyAI株式会社は、行政や政策提案の仕組みをAIによって刷新し、すべての企業や市民が制度を最大限に活用できる環境を構築しようとしています。その実現のため、新しいプロダクトやサービスを今後も展開していく意向です。政策とビジネスの架け橋として「LobbyLocal」は重要な役割を果たすことでしょう。
総じて、「LobbyLocal」は自治体営業における新たなインフラとして、これまでの課題を解決し、企業が制度をより効果的に利用するためのサポートを提供することを目指しています。このツールの果たす役割が、今後のもたらす変革を楽しみにしています。