脱炭素と再生可能エネルギーの国際動向についてのセミナー開催情報

脱炭素と再生可能エネルギーに関する国際的な動向

2025年5月27日、英ストラスクライド大学、九州大学、環境エネルギー政策研究所（ISEP）の専門家、安田陽氏が主催するセミナーが開催されます。このセミナーでは、最近の脱炭素や再生可能エネルギーに関する国際的な潮流について深く掘り下げていきます。特に、トランプ政権以降のアメリカの政策転換や、ドイツにおける政権交代による影響、そしてそれが日本の国内政策に与える影響について考察します。

セミナーの内容について

開催日時と方法

- 日時: 2025年5月27日（火）午後3時～6時
- 参加方法: Zoomウェビナーによるライブ配信、アーカイブ配信あり（視聴期間：2週間）

講演内容

講演では、まず脱炭素に関する国際動向の概要が紹介されます。アメリカの大統領就任後の政策の流れや、国際的な機関によるエネルギー政策の進展についても触れられます。例えば、2024年に発表されたIEAの「世界エネルギー展望」では、再生可能エネルギーの比率が2050年時点で約9割に達するという見通しが示されています。日本国内では、これらの情報が十分に認識されていない現状も指摘されます。

日本の立ち位置

安田氏は、日本が国際議論とどのように乖離しているのか、そしてその理由を論じます。特に、日本が掲げる再生可能エネルギーの目標が国際水準に比べてどのように後れを取っているかを具体的に示し、その解決策についても触れる予定です。

1. 国際機関における脱炭素・再生可能エネルギーの議論
2. 世界の主要国における脱炭素・再生可能エネルギーの動向
3. 日本国内の議論とその課題
4. 再生可能エネルギーの利用促進に向けた国際的な取り組み

また、講演の最後には質疑応答の時間が設けられており、参加者からの疑問や意見にも応じる形で、より具体的な洞察を得られるチャンスがあります。