新たなサッカー界の星、増田大悟氏がREYMEIに参加
2025年5月、日本のサッカー界に新たな動きが見られます。Japan Kraft Force合同会社が運営する日欧サッカー育成交流プロジェクト「REYMEI」に、サッカーと国際交流に情熱を注ぐ増田大悟氏がゼネラルマネージャーとして新たに参加します。この決定は、サッカーを通じた国際交流の重要性をますます高めるものと期待されています。
増田大悟氏のプロフィール
増田氏は1977年、長野県に生まれました。帝京大学卒業後、彼はサッカーの祭典であるJリーグの開幕に先立つ1996年にドイツへと留学。その際、彼が目にしたのはサッカーが国民の生活に根付いた姿でした。その衝撃を受けて以降、彼の人生は「サッカー」と「ドイツ」に深く結びついていきます。
増田氏は2005年に起業し、ドイツでのサッカーを体感した経験を元に個人輸入ビジネスをスタート。彼は実際に使用されていた選手のユニフォームなどを日本に届けることで「本物に触れる」体験の大切さを提唱。10年以上にわたり日独を行き来し、日本とヨーロッパのサッカー文化の架け橋として活躍してきました。また、自身の経験を生かして、大規模なサッカー大会を開催し、育成年代における選手や保護者、指導者の視点をリアルに体験しました。
特に新型コロナウイルスの影響で活動が制限されていた時期には、東京都内にある人工芝グラウンドを確保し、全国大会常連のクラブやJクラブアカデミーを集めた大型サッカーフェスティバルを実施。多くの子どもたちに「プレーする場所」を提供するための努力を惜しまなかった姿勢は、多くの人から称賛されています。
増田氏の就任に寄せる想い
増田氏は、自らのサッカー人生における経験から「本当に大切なもの」が見えてきたと語ります。彼は、戦術が手段であって目的ではなく、サッカーの原点である「ゴールを奪う喜び」や「勝つために必要な判断、状況を読む力」を大切にし、次世代の選手たちにそれを伝えていきたいと考えています。「REYMEI」では、ドイツのクラブとの対戦や国際大会に参加することで、子どもたちに「世界基準」の体験を届けていく意向を表明しました。
今後のREYMEIの活動
REYMEIでは、2025年の夏に向けてドイツ遠征プログラムをスタートさせる計画です。参加する選手たちは、ブンデスリーガのクラブアカデミーとの対戦や、欧州ビッグクラブが参加する国際大会での実戦経験を得ることが期待されています。ただ単に海外に行くだけではなく、選手たちに「何を感じ、どう成長するか」を重視した育成方針が掲げられています。増田氏の持つ豊富な現地ネットワークと経験を駆使し、将来のサッカー選手にとって貴重な機会を提供していく構想が練られています。
REYMEIとは
REYMEIは、日本とヨーロッパを結ぶ国際育成サッカープログラムです。このプログラムは育成年代の選手に「世界基準の経験」を提供し、未来の日本代表選手や国際舞台で活躍できる人材の輩出を目指しています。
これからも増田大悟氏の活動に注目が集まる中、次世代のサッカー選手たちが新たな境地に挑戦する姿を楽しみにしています。