夏に楽しむエスニック料理の新しい風
2026年、5月29日にエスニックの日を迎え、一般社団法人日本エスニック協会は、今年の夏に流行すると予測されるエスニック料理のランキングを発表しました。今年の注目は、タイの伝統料理で埋め尽くされた結果です。上位3位を見てみましょう。
第1位:ラープ
「ラープ」とは、タイのイサーン地域に発祥を持つスパイシーなサラダ料理です。肉または魚と新鮮なハーブ、ナンプラー、ライムジュース、そして米粉を混ぜることで作り出されます。本来、地元の人々に愛されてきた料理ですが、最近ではバンコクのレストランやお惣菜屋でも定番メニューとなっています。また、ラープ味のスナック菓子も観光客に人気があります。近年、日本でもタイの地方料理や郷土料理として再注目されており、その清涼感から夏にぴったりの一品として親しまれています。
日本では、中食として総菜専門店がメニューに取り入れるなど、認知度が増しているラープ。新鮮な具材のアレンジができるのも、その魅力です。
第2位:ムーガタ
「ムーガタ」は、焼肉としゃぶしゃぶが同時に楽しめるタイのハイブリッド鍋です。特別なドーム型の鉄鍋を使い、中央で肉を焼きつつ、周囲では野菜と春雨を煮込むことができます。多様な具材を焼くことで、旨味がスープに溶け込み、より深い味わいとなるこの料理は、タイ全土で広く親しまれている国民的なソウルフードです。
この料理の背景には、過去に日本の焼肉文化をヒントにしたという説があるほど、文化の融合が見られます。食べる楽しさやエンターテインメント性が高いため、大人数でわいわい楽しめる料理として特に若者に人気です。
第3位:ソムタム
青パパイヤを使ったサラダ、「ソムタム」。臼で叩いたにんにくにナンプラーや唐辛子などの調味料を混ぜ、千切りの青パパイヤやトマトを和えた一品です。特にイサーン地方のソムタムは辛さと酸味が特徴ですが、バンコクで食べられる「ソムタム・タイ」は比較的甘めで、女性にも好まれる味わいです。
様々なバリエーションのあるソムタムは、にんじんやきゅうり、果物を使ったものもあり、食べる楽しさが広がります。
エスニック料理の魅力
エスニック料理は、もともとその土地の文化や風習が色濃く反映されたものです。今回紹介した料理も、タイ文化の豊かさを感じさせる逸品となっています。日本でもますますその人気が高まっており、今後も注目され続けることでしょう。
### 調査概要
- 調査期間: 2026年5月12日〜5月24日
- 対象: 日本エスニック協会員100名
エスニック文化の普及を目指して活動している日本エスニック協会では、今後も様々なエスニック料理の魅力を発信していきます。エスニック料理を通して、さらなる食文化の発展と地域連携が促進されることが期待されます。
これからの暑い季節には、ぜひエスニック料理を味わってみてください。