フジテレビの初劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』配信決定！

劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』の魅力

フジテレビが送る初の劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』が、2025年3月26日（水）0時より、FODにて独占見放題配信されることが決まりました。このアニメは、1995年に発表された敷村良子の小説「がんばっていきまっしょい」を原作とし、自然に恵まれた愛媛県松山市の高校を舞台に、女子高校生たちの青春を描いています。

『がんばっていきまっしょい』の背景

原作の小説は、「第4回坊っちゃん文学賞」の大賞を受賞し、これまでに映画やドラマとしても実写化され、高い評価を受けてきました。本作は、特にボート部に焦点を当て、主人公たちの成長や友情を描く物語です。

本作の監督は櫻木優平氏で、キャラクターデザインを手掛けるのは西田亜沙子氏。声優陣には、村上悦子役の雨宮天さん、佐伯姫役の伊藤美来さん、高橋梨衣奈役の高橋李依さん、兵頭妙子役の鬼頭明里さん、井本真優美役の長谷川育美さんといった豪華な面々が揃っています。

物語の魅力

物語は、三津東高校に通う2年生の村上悦子が、競技に対して冷めた気持ちになり、自分には才能がないと感じ始めるところからスタートします。彼女はボート競技をあきらめかけていましたが、転入生の高橋梨衣奈が彼女の前に現れ、廃部となっていたボート部の復活に向けて奔走する姿に心を打たれ、少しずつ彼女も前向きに変わっていくのです。

途中で出会う仲間たちと共に、苦難を乗り越え、白熱する試合を経て、悦子たちは自分たちの力を信じ、ひたむきに努力する姿が描かれています。「私、もっと上手くなりたい」という言葉が仲間たちを奮い立たせ、彼女たちの絆を深める重要なポイントとなっています。

伝統の掛け声

興味深いのは、タイトル「がんばっていきまっしょい」という言葉そのものです。この掛け声は、敷村さんの母校である愛媛県立松山東高等学校の生徒たちが、1965年頃から行っている集団走でのお互いを鼓舞するためのもの。運動会や体育の授業で今も大切にされている伝統の言葉が、作品のテーマと深く結びついています。

作品の受賞歴

この劇場アニメは、第48回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞も受賞しており、そのクオリティの高さも認められています。これからFODで楽しむことができるこの作品は、青春を描いた感動的なストーリーで、見る者を心に残る体験に導いてくれるでしょう。

FODについて

FODはフジテレビが展開する公式の動画配信サービスで、多彩なジャンルの作品が楽しめることが特徴です。月額976円（税込）で、ドラマ、アニメ、映画など、10万本以上ものコンテンツが見放題。さらに電子書籍も豊富に取り揃えており、会員登録なしで楽しめる無料配信もあり、ユーザーに多彩なエンターテインメントを提供しています。