香港進出のワールド
2026-03-18 16:36:53

株式会社ワールド、香港に現地法人を設立しアジア市場を本格展開

株式会社ワールド、香港に現地法人設立



株式会社ワールドが2025年12月12日に香港に現地法人「World Fashion (Hong Kong) Co., Ltd.」を設立しました。これは、アジア市場への本格展開を目指す戦略的な動きの一環であり、香港を重要な拠点と位置づけています。

香港の魅力と戦略的価値


香港は年間で3,000万人以上の訪問者を持つアジアの主要なショッピングデスティネーションです。さらに、一人当たりのGDPが5万ドルを超える富裕層が多く存在し、その購買力は非常に高いです。このような地理的及び経済的な背景を活かして、株式会社ワールドは香港を中国本土及び東南アジア市場への戦略的な拠点とし、「ブランド」「サーキュラー」「卸」の三つの軸で事業を展開します。

特に注目すべきは、ジュエリーブランド「COCOSHNIK」が2026年3月18日に香港に初進出する点です。香港は世界有数のジュエリー消費市場で、2025年の市場規模は約600億香港ドルに達すると見込まれています。日本ブランドであるCOCOSHNIKの高品質かつ洗練されたデザインは、香港の富裕層顧客層と合致し、大きな成長機会をもたらすことでしょう。初めは香港SOGO銅鑼湾店にて約5ヶ月間のポップアップストアを展開し、現地の顧客のニーズや購買行動の分析を行います。この実績をもとに、2027年には常設店の出店も計画されています。

設立の目的と中長期ビジョン


ワールドグループは、中長期ビジョン「ワールド・ファッション・エコシステム」の実現に向け、海外事業を成長のエンジンと位置づけています。香港をアジア展開の最重要拠点とした理由は、以下の3つの戦略的価値に基づいています:
1. ゲートウェイ機能: 香港は中国本土GBA(広域大湾区)へ繋がる玄関口です。
2. 富裕層市場: 世界第3位の億万長者人口を誇る高購買力市場です。
3. テストマーケット: アジアのトレンド発信地として、多様な国籍の消費者が集まります。

この拠点から中国本土及び東南アジア市場への展開を強化していく予定です。

事業戦略: ブランド、サーキュラー、卸


1. ブランド事業


香港では「アクセシブル・ラグジュアリー」ジュエリーが急成長しており、COCOSHNIKはその市場に最適なポジショニングを確保しています。日本国内での訪日外国人観光客からの購買実績は好調で、特に香港や台湾からの顧客が多く、この成功をもとに香港市場への展開に踏み切りました。2026年3月からのポップアップによって、現地でのニーズ確認を行った後、2027年春には常設店のオープンを計画しています。

2. サーキュラー事業


香港での富裕層市場ではサステナビリティへの意識が高まり、ラグジュアリーリユース市場が急成長しています。ここで「RAGTAG」といったユーズドセレクトショップを導入し、特に日本ブランドの古着やヴィンテージアイテムが求められています。香港では2026年夏に初の店舗を出店し、2028年までに3店舗以上の開設を目指しています。

3. 卸事業


同社は香港で「adabat」や「OPAQUE.CLIP」などのブランドを展開しており、現地のニーズに即した商品提供により高い評価を受けています。また、「petit main」の店舗展開を促進し、訪港中国人観光客の購買ニーズも捉えています。新規ブランドの導入を進め、お客様へより多様な選択肢を提供しながら、アジア全域への拡大を図っていきます。

まとめ


香港での現地法人設立は、株式会社ワールドのアジア戦略の重要な一歩です。大きな成長を見込む市場での展開が広がり、特にジュエリーブランドにおいては日本の優れた技術とデザインがどのように評価されるかが注目です。今後の動向にますます期待が寄せられます。


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