扉がつなぐ新世界
2025-03-06 16:04:23

扉を開けると広がる新たなバーチャル世界 NTTドコモが新技術を発表

扉を開けると広がる新たなバーチャル世界



近年、バーチャル空間の発展が目覚ましい中、NTTドコモと奈良先端科学技術大学院大学(通称NAIST)が共同で開発した新しい複合現実(MR)技術が注目を集めています。この技術は、私たちがどこにでもある“扉”を用いて、リアルな世界からバーチャルな空間に自然に移行することが可能です。

世界初の技術


この技術は、Appleの新製品である「Apple Vision Pro」を使用し、リアルな空間の任意の扉を開くことで、目の前に広がるバーチャル空間に入れる、というものです。今までのVR体験は、ヘッドマウントディスプレイやコントローラーを使って画面上で移動するものでしたが、扉を介して自然に体験することができる点が最大の魅力です。

技術の仕組み


本技術は、Apple Vision Proを装着した利用者が扉の角を指で選択し、その扉の存在を認識させます。次に、手の動きと扉の開閉状態をトラッキングすることで、リアルな空間とバーチャル空間をシームレスに繋げます。扉を開いた際には、視野に応じてバーチャル空間が表示され、まるでバーチャルな世界に足を踏み入れたかのような感覚を提供します。

体験の向上


バーチャル空間がよりリアルな体験を提供するためには、実際に存在する物体との相互作用が重要です。この技術によって、ユーザーは単なる画面越しではなく、実空間とバーチャル空間とを行ったり来たりすることで、より高次な体験が得られます。たとえば、観光地のバーチャルツアーや不動産のバーチャル内見が実現できれば、より多くの人にその魅力を伝えられることでしょう。

未来への期待


NTTドコモとNAISTは、この技術をもとにさまざまな業界での応用を目指しています。未来のバーチャル体験がどのように進化していくのか、私たちにも想像できない可能性が待っていることでしょう。また、この技術は2025年に大阪で開催される「EXPO 2025大阪・関西万博」にも出展される予定です。人々がどのようにこの技術を体験できるのか、今から楽しみです。

まとめ


最後に、この技術の開発はただのイノベーションに留まらず、より豊かで感動的な社会の実現に寄与することが期待されています。NTTドコモとNAISTが描く未来は、私たちの日常生活の中で、リアルとバーチャルを大胆に組み合わせた新しい価値を見せてくれることでしょう。私たちは、この新たな扉を開いた先にどんな世界が待っているのか、ワクワクする気持ちを抱えて過ごしていきたいと思います。


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