新たな薬局向けPOSレジの登場
ポスタス株式会社は、株式会社EMシステムズおよびその子会社である株式会社ユニケソフトウェアリサーチ、さらに株式会社グッドサイクルシステムとの共同で、新しい薬局向けPOSレジシステムの販売を発表しました。このシステムは、NSIPS接続によるデータ連携機能を通じて、薬局業務の効率化を目指します。2025年7月30日より、この革新的なシステムの提供が始まります。
業務効率化への期待
薬局業務では、薬剤師が会計業務を担当する場合が多く、現金管理や金額入力に伴う手間が大きな課題となっています。今回のポスタスの新しいPOSレジにより、これらの業務負担が軽減されることが期待されています。具体的には、会計データを正確にPOSレジに取り込むことができるようになるため、自動釣銭機や各種決済端末と連携して、計算ミスを防ぎ、レジ締め時間の短縮が可能になるのです。
さらに、薬剤師は患者との対人業務により多くの時間を割けるようになり、服薬指導の質が向上することが期待されています。これにより、薬局は単なる薬の販売場所から、より患者とのコミュニケーションが取れる健康支援の場へと進化します。
「POS+ retail」の本部機能
ポスタスのPOS+ retailは、単なるレジ機能にとどまらず、本部機能を備えています。これによって、クラウドに連携される店舗の会計データを集約・共有・分析することができ、より迅速で効果的な経営判断をサポートします。これは、特に多店舗展開を行う薬局にとって、大きなメリットとなるでしょう。
展示会での実演
この新たなシステムは、2025年10月12日と13日に開催される「第58回日本薬剤師会学術大会併設展示」において、実際に操作を体験できる機会が設けられています。興味のある方は、ぜひ小間番号JF-2にお立ち寄りください。この展示会では、最新の機能を実際に触れて体験できる貴重なチャンスです。
問い合わせ先
詳細については、ポスタス株式会社の広報担当に連絡することができます。また、EMシステムズやユニケソフトウェアリサーチ、グッドサイクルシステムの各社でも問い合わせを受け付けています。各社のウェブサイトにアクセスし必要な情報を収集してみてはいかがでしょうか。
この新機能は、薬局業務の効率化と患者サービスの向上に貢献することが期待されており、今後の展開に注目です。