暗号資産ウォレット強化
2025-03-21 19:21:22

RigSecとVlightupが暗号資産ウォレットの高セキュリティ化に向けて協力開始

RigSecとVlightupが暗号資産ウォレットの高セキュリティ化に向けて協力開始



香港に本拠を置くRigSec(RigSec Technology Limited)と、東京を拠点とするVlightup株式会社は、暗号資産ウォレットの世におけるセキュリティ強化に向けて連携するための協議を開始しました。この提携は、両者が持つテクノロジーの強みを活かし、より安全かつ利便性の高いウォレットソリューションの提供を目指すものです。

RigSec社の特徴


RigSecは2018年に設立され、ブロックチェーンとレギュレーションに特化した技術企業です。彼らは、規制に準拠したデジタル資産ウォレットインフラと付加価値サービスを展開し、日本、香港、シンガポール、台湾、インドネシアなど、複数国でライセンス取得の支援を行っています。特に注目すべきは、エアギャップ型コールドウォレットとホットウォレットを統合したワンストップソリューションを提供し、金融機関レベルのセキュリティを実現している点です。これにより、厳格な法令遵守と資産のライフサイクル全体を守る体制を構築しています。

Vlightup株式会社の特徴


一方、Vlightupは位置情報に基づく認証技術「GeoAuth」や、秘密鍵の分散管理を行う「GeoMPC」など、進んだセキュリティ機能を兼ね備えたプラットフォーム「TRUSTAUTHY」を開発しています。このプラットフォームは、ユーザーの取引や送金をリアルタイムで分析し、不正なアクセスを迅速に検出することで、暗号資産取引の安全性を劇的に向上させます。

連携の目的


両社の連携により、Vlightupの「TRUSTAUTHY」とRigSecの規制対応型セルフカストディウォレットを統合し、ユーザーが安心して利用できる高セキュリティの暗号資産ウォレットの開発へと進めます。このウォレットは最新のセキュリティ基準を満たし、ユーザーの資産を効果的に守る設計となる見込みです。

活用シーンの展望


暗号資産交換業者やカストディ事業者は、今後「TRUSTAUTHY」の位置情報認証技術を駆使することで、不正アクセスや不正取引のリスクを軽減できます。それに加え、RigSecのセルフカストディソリューションと組み合わせることで、ユーザーの資産管理の安全性と効率性が向上します。今後の共同開発の進展や具体的な製品の提供時期については、両社の協議を経て順次発表される見込みです。

代表取締役のコメント


Vlightupの代表取締役である皆本祥男氏は、「暗号資産の流出事件が世界的に発生しており、多くのケースが既存のセキュリティ対策の限界を示しています。TRUSTAUTHYは、GeoAuthとGeoMPCを活用することで、高度なサイバー攻撃に対抗できる技術を提供します。連携を通じて、暗号資産取引所やカストディアン、ウォレットサービスの間に安全な資産移動のパイプラインを構築し、業界全体の信頼性とセキュリティを向上させることを目指します。」と述べています。

会社概要


RigSecについて


RigSecは、2018年設立のブロックチェーンおよびレギュラトリーテクノロジー企業です。日本、シンガポール、香港、台湾を中心に規制対応型のデジタル資産ウォレットのソリューションを提供しています。多様な顧客に対して、規制要件を満たすカストディインフラ構築を支援するなど、質の高いサービスを展開しています。

Vlightup株式会社について


Vlightupは、Web3社会における「信頼」の概念を再定義し、ブロックチェーン技術による透明かつ公正な経済インフラの提供を目指しています。デジタルIDの発行やスマートコントラクトの信頼性の向上に注力しており、デジタルとフィジカルの世界をシームレスに結びつける活動を行っています。

詳細情報や最新ニュースは、RigSecの公式サイト RigSec公式や、Vlightup株式会社の公式サイト Vlightup公式 をご覧ください。


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