#サイバーセキュリティ #製造業 #IEC 62443

制造業向けサイバーセキュリティ戦略セミナーの詳細

株式会社ICS研究所が主催する『製造業のOT/制御システムセキュリティ戦略とサイバーレジリエンス強化 実践セミナー』が、2026年1月23日（金）に品川で開催されます。このセミナーは、日米欧において厳しさを増しているサイバーセキュリティ規制にどのように対応するかを探るものです。

背景：製造業が直面する3つの危機

日本の製造業は現在、アメリカ、ヨーロッパ、日本のそれぞれから、異なるサイバーセキュリティ規制に直面しています。これらは技術的な要件だけではなく、ビジネス機会そのものに大きな影響を与える可能性があります。

アメリカ：取引停止の脅威

米国では、CIRCIAの施行によりインシデント報告が義務づけられ、これに違反した場合には連邦政府との取引が停止されるリスクが高まっています。現地でのビジネスを拡大するにあたり、このリスクは無視できない要因です。

ヨーロッパ：市場からの排除

一方、欧州のCRAはデジタル製品に対するセキュリティ対策を義務化し、凡そ基準に適合しない製品は市場から排除される事態が予想されます。これにより、事業運営に大きな影響を及ぼすことが懸念されます。

日本：金融評価への影響

さらに日本では、経済産業省の新しい評価制度が始まり、企業のセキュリティ対策が可視化されることで、融資や調達に直接的な影響を与えることが懸念されています。

課題：個別対応の限界

これらの規制に対し、個別に対策を講じるアプローチにはコストや資源の面で限界があります。また、近年急増しているサイバー攻撃はこれまでの対策では防ぎきれない状況が続いており、「法対応」と「実害防止」の両立が急務となっています。

解決策：IEC 62443の活用

本セミナーでは、これらの複雑な課題をシンプルに解決する手段として、国際規格の「IEC 62443」を推奨します。この規格は、日米欧の規制の基盤に位置づけられており、これに基づく体制を構築すれば、各国の規制基準を同時にクリアし、さらに強固な事業継続力を実装できます。

セミナーのプログラム概要

• - 基調講演：「選別の時代に備える攻めの投資 ～日米欧規制動向の俯瞰～」
• - 戦略解説：「規制対応の羅針盤」IEC 62443 ～CRAとCIRCIAを共通言語で読み解く～
• - 実現策：レジリエンスを実現する「技術・人・組織」の統合
• - パネル討論：なぜランサムウェアは止まらないのか？ ～「防御」の限界と「回復力」の実践～

開催概要

• - 日時：2026年1月23日（金）14:00～16:00
• - 会場：TKP品川カンファレンスセンタールーム9D（JR品川駅 高輪口 徒歩3分）
• - 参加費：無料
• - 定員：リアル会場40名（オンライン無制限）
• - お申し込み：詳細はこちらのリンクからご覧いただけます。

このセミナーは、製造業の現状と未来を見据えた貴重な機会です。多くの方々のご参加をお待ちしております。

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